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たった一言の投資で未来が変わる – お金より強い「承認」の法則
2025.10.10
忙しいあなたへ「1分で読めるAI要約」
給料は組織運営の土台だが、それだけでは社員の心は動かない。
人が本当にやる気を出すのは「認められた」と感じた瞬間だ。
ある会社で始めた「感謝カード」の取り組みが、組織全体の雰囲気を変えた。
たった数行のメッセージが、会議を柔らかくし、顧客対応を丁寧にした。
給料は「痛み止め」で不満を減らすが、承認や感謝は「栄養ドリンク」として内側から力を生む。
両方必要だが、多くの組織に不足しているのは後者だ。
効果的な承認には仕組みが必要:①日々の貢献を可視化、②具体的な言葉で伝える、③挑戦自体を評価する。
スポーツ界使われている「ペップトーク」(受容→承認→行動→信頼)も職場で有効だ。
今すぐできる第一歩は、感謝のポストイットを1日1枚書くこと。
小さな「ありがとう」の積み重ねが、組織を自走させる原動力になる。
なぜボーナス翌日に辞表が出るのか
お金より「ありがとう」で人が動く理由
ボーナスを奮発した翌日、主力から退職願。
「うちは結局、金でしか動かないのか」と肩を落としたことはありませんか。けれど本当は逆です。
人が本気で動くのは、給与明細を見た瞬間ではなく、「あなたを見ている」と認められた瞬間です。
一枚のカードが、空気を変えた
とある会社で、社員同士が感謝を手書きで送り合う「感謝カード」を始めました。
「昨日の資料、助かったよ」「あの一言で救われた」たった数行のメッセージが行き交ううち、
会議が柔らかくなり、顧客への一言が丁寧になり、チームの温度が上がっていきました。
高価な評価制度や人事制度ではなく、言葉が関係を変え、行動を変えたのです。
つまり 「報酬」よりも「承認」が、人を動かす時代になっているのです。
参考
日本企業で、 パーソル総研が行った実験では、
社員同士で「感謝カード」を送り合う仕組みを導入したところ、
受け取った社員の顧客対応力や職場満足度が明確に上昇しました
給料は「痛み止め」承認は「栄養ドリンク」
比喩で整理しましょう
給料・待遇=痛み止め
足りないと不満は強まる。まず整えるべき土台です。ただし、痛みが引いてもやる気は勝手に増えない
承認・感謝・期待=栄養ドリンク
内側から力が湧きます。自発的な一歩を生む源泉
どちらも必要です。しかし、「痛み止め」は一時の対処であり
「栄養」は持続的な健康を保つ。ただし、土台を整えた後に足りないのは「栄養」の方であることが多いのです
まず「仕組み」 次に言葉
思いつきの称賛は続きません。習慣化の仕組み→効果的な声かけの順で整えます。
仕組み① 可視化する
日々の小さな貢献やお客さまの声を、朝礼・社内チャット・掲示で共有
「誰かが自分を見ている」という安心が、相互承認を生む
仕組み② 言葉にする
経営層や上司、同僚が毎日一人、具体的な事案を添えて伝える
NG:「みんな、がんばってるね」
OK:「今日のクレーム対応、初動が早かったおかげで大事にならずに助かった」
仕組み③ 祝う対象を広げる
結果だけでなく挑戦と誠実な失敗を称える。「ナイスチャレンジ賞」「撤退賞」などで、試行回数を文化にする
ペップトーク:心に火を点ける4ステップ(30秒で実践できる!)
スポーツの現場で使われる「勇気づけの型」は、職場でも強力です。
受容(事実を受け止める)
「難案件、最後まで粘ってくれたね」
承認(可能性を信じ、「あるもの」を伝える)
「今回は残念だったが、君の力は十分示せた」
行動(次の一手を具体化)
「まず原因を3つだけ洗い出そう」
信頼(背中を押す)
「大丈夫。何かあっても私が受けとめるから」
ポイントは短くポジティブに。
相手の脳に「安心(承認)」→「意欲(期待)」→「行動(具体策)」の順でスイッチを入れましょう
「言葉の投資」を数字の習慣に落とす
フワッと終わらせないために、週に10分、時間を使いましょう
1on1でも結構ですし、部や課やチーム全体で行ってもよいと思います
承認:今週の「ありがとう」を3件共有
チャレンジ件数:新規挑戦と撤退の本数を確認
次週の約束:挑戦テーマを宣言
ここまでくると、「承認=やさしさ」ではなく、成果を生み出す為の運用方法になります
コラム
「学校で先生が出題し、子供たちが手を上げる」
昔は、当たり前の光景でしたが、最近は手を上げる子が減ってきているようです。
理由は「間違っていたら恥ずかしい」「最初に手を上げるのは抵抗がある」など様々。
この「間違っていたら恥ずかしい」という気持ち、理解できますよね。
しかし、これでは、挑戦することに臆病になってしまうこととなります。
では、どのような対策があるのか?
1 「挑戦には、失敗はない。あるのは「成長と学習」だけ」という考え方
2 「正解」以外も評価をする。「手を上げる1点 発言1点」
3 「ファーストペンギン」を称える「君のおかげで空気が変わったよ」
こんな対策や声かけは、いかがでしょうか?
学校に限らず、企業内でも挑戦を奨励する文化を育むために非常に有効です。
お金は燃料、言葉は点火プラグ
売上や利益は過去の結果です。未来を決めるのは、現場で毎日交わされる短い一言です
お金は会社を回す燃料
言葉は人を動かす点火プラグ
二つが噛み合うと、組織は力強く、自走をはじめます
すぐにできる「今日の一歩」(所要1分)
全員に「感謝専用ポストイット」を配布
帰る前に1枚だけ書く(誰に/何が良かったか)
相手のデスクに貼る。もしくは、明日の朝、本人に手渡しする
人は給料で働き始め、感動で働き続ける
その感動は、あなたの一言から始まります。
まずは今日、社内ですれ違う誰かに、具体的な行動に対する「ありがとう」を言ってみませんか?
小さな「ありがとう」の積み重ねで、会社の空気は変わります。
いつも「癒し」をありがとう!
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視力検査の「C」が教えてくれた「人と組織を伸ばす方法」
2025.07.29
数あるブログの中から、私のブログへの訪問、有難うございます。
地元函館や北海道はもちろん、「日本中の中小企業を元気にする」
そのために、一生懸命書き続けます。
忙しいあなたへ【1分で読める要約】
「ランドルト環」から学ぶ、人の「ある」部分に目を向ける重要性
視力検査の「ランドルト環」は、欠けている部分を探すものですが、
私たちは無意識のうちに「できていないこと」や「足りないこと」ばかりに目を向けていないでしょうか?
しかし、ランドルト環のほとんどは「黒く塗られている」、つまり「すでに存在するもの」です。
本当に大切なのは、この「すでにあるもの」に光を当てることです。
人は誰でも、これまでの努力や工夫といった「持っている力」があります。
そこに気づき、認めてもらうことで、自信や行動する勇気が生まれます。
経営者が社員のミスだけでなく、「以前より良くなった点」を認めれば、
社内の雰囲気は変わり、報連相が増え、離職率の低下にもつながります。
親が子どもの「できない部分」でなく、「工夫した点」を伝えれば、子どもは自信を持つでしょう。
自分自身に対しても、「まだ足りない」と責めるのではなく、「ここまでできた」と認めれば、自信を取り戻せます。
これは脳科学的にも成長を促す上で重要です。
ランドルト環の「切れている部分」ばかりに注目する視点を変え、
「すでに持っている力」に目を向けることで、
会社に活気、家庭に優しさ、そして自分自身に温かさが生まれます。
完璧でなくても大丈夫。あなたの「Cの黒い部分」に目を向け、今日もその輝きを認めてあげましょう。
本文
◆ ランドルト環を見て、ふと思ったこと
視力検査でおなじみの、あの「C」のマーク
正式には「ランドルト環(かん)」って言うそうです。
円の一部が切れていて、どこが空いているかを答えることで視力を測るものだけど、
あるときふと、こんなふうに感じたんです。
「なんで切れているところを見させるんだろう?」って。
私たちの社会も、家庭も、会社も、私自身も、
知らず知らずのうちにこの「ランドルト環の構造」
みたいな視点になってないかな〜って
つまり、「できてないところ」「欠けてるところ」にばかり目を向けて、
それを指摘することに慣れてしまっている…そんな空気、ありませんか?
◆ 本当は「Cの黒い部分」が主役かもしれない
ランドルト環って、よく見ると「切れてる部分」は、ほんの少しで、
ほとんどの部分は『黒く塗られている=すでに「ある」もの』ですよね。
もしかしたら、本当に大事なのはこっちじゃないかって思ったのです。
人は誰でも、「すでに持っているもの」がある。
頑張ってきたこと、工夫していること、
うまく言葉になってない努力だってたくさんあるはずですよね。
でも、そこに気づいてもらえないと、
自信や一歩踏み出す勇気は育たない。
逆に、ちょっとでも
「ちゃんと見てもらえてる」「認めてもらえてる」と感じたとき
人の目はパッと輝き、言葉が前向きになり、心が動き出し
行動につながっていくと思うのです。
◆ 「足りない」より、「ある」に目を向ける関わり方
たとえば…
経営者が社員のミスばかりを指摘するのではなく、
「君のその行動、前より確実に良くなってるよ」って
「ある部分」に光を当てたらどうでしょう?
社内の雰囲気が変わって、報連相が増えて、利益も上がり、
離職も減ったという話をよく聞きます。
人手不足と言われている医療・介護などの業界で
採用や離職防止で実績があがっているのも事実です。
(林田一子さんの研究論文より)
親が子どもに「ここがまだできてない」って言う代わりに、
「この前より、ちょっと工夫してたね!」って伝えたら
その子はきっと、自分の工夫に誇りや自信を持つようになるはずです。
「なぜできない」ではなく
「ここまで、できるようになった」に光を当て
言葉に出すことは、とても大切なことなのです。
自分自身にも、「まだ足りない」って責める代わりに、
「でも、ここまではちゃんとできた」と言ってあげられたら
少しずつ、自信を取り戻していけるはずです。
「相手にやさしく、自分に厳しく」が理想だと言われていますが
頑張った自分を責めたり、追い込んだりしても
よほどの人間ではない限り、成長は止まってしまいます。
脳に「やってもダメな自分」という記憶を残してしまうより
「ここまで、できた。ここまで頑張れた自分」という記憶を
残してあげることは、脳科学的にもとても大切なことであるのは
専門家の間では、広く認知されています。
(ピグマリオン効果 教育心理学 より)
◆ ランドルト環の見方を変えると、関係が変わる
もし、ランドルト環の「切れてる部分」ばかり探すクセに気づいたら、
ちょっとだけ視点を変えてみてください。
黒く塗られた部分=「もうすでに、あなたや相手が持っている力」に
目を向けるようにしてほしいのです。
その見方が、会社に活気を生み、家庭にやさしさを増やし、
そして、あなた自身の心にも、じんわりと温かさを届けてくれるはずです。
その結果は、すぐには現れなくとも
必ず確実に成果として、空気や雰囲気として現れ
いつのまにか、あなたの周りに「前向きでパワー溢れる人間」を
必ずや引き寄せるはずです。
◆ 最後に:今日も、あなたの「C」は輝いている
完璧じゃなくていい。
切れてるところ(足りないところ)があってもいい。
どんな人にもちゃんと「ある」もの(できているところ)が、あるはずです。
それに気づけたとき、人は一歩前に進める。
それを伝えてあげると、人や組織に活力が溢れる。
だから今日も、あなたの「Cの黒い部分」に、そっと目を向けてあげ下さいね。
私も忘れがちです・・・
「いつも心にランドルト環」
2025.10.10
忙しいあなたへ「1分で読めるAI要約」
給料は組織運営の土台だが、それだけでは社員の心は動かない。
人が本当にやる気を出すのは「認められた」と感じた瞬間だ。
ある会社で始めた「感謝カード」の取り組みが、組織全体の雰囲気を変えた。
たった数行のメッセージが、会議を柔らかくし、顧客対応を丁寧にした。
給料は「痛み止め」で不満を減らすが、承認や感謝は「栄養ドリンク」として内側から力を生む。
両方必要だが、多くの組織に不足しているのは後者だ。
効果的な承認には仕組みが必要:①日々の貢献を可視化、②具体的な言葉で伝える、③挑戦自体を評価する。
スポーツ界使われている「ペップトーク」(受容→承認→行動→信頼)も職場で有効だ。
今すぐできる第一歩は、感謝のポストイットを1日1枚書くこと。
小さな「ありがとう」の積み重ねが、組織を自走させる原動力になる。
なぜボーナス翌日に辞表が出るのか
お金より「ありがとう」で人が動く理由
ボーナスを奮発した翌日、主力から退職願。
「うちは結局、金でしか動かないのか」と肩を落としたことはありませんか。けれど本当は逆です。
人が本気で動くのは、給与明細を見た瞬間ではなく、「あなたを見ている」と認められた瞬間です。
一枚のカードが、空気を変えた
とある会社で、社員同士が感謝を手書きで送り合う「感謝カード」を始めました。
「昨日の資料、助かったよ」「あの一言で救われた」たった数行のメッセージが行き交ううち、
会議が柔らかくなり、顧客への一言が丁寧になり、チームの温度が上がっていきました。
高価な評価制度や人事制度ではなく、言葉が関係を変え、行動を変えたのです。
つまり 「報酬」よりも「承認」が、人を動かす時代になっているのです。
参考
日本企業で、 パーソル総研が行った実験では、
社員同士で「感謝カード」を送り合う仕組みを導入したところ、
受け取った社員の顧客対応力や職場満足度が明確に上昇しました
給料は「痛み止め」承認は「栄養ドリンク」
比喩で整理しましょう
給料・待遇=痛み止め
足りないと不満は強まる。まず整えるべき土台です。ただし、痛みが引いてもやる気は勝手に増えない
承認・感謝・期待=栄養ドリンク
内側から力が湧きます。自発的な一歩を生む源泉
どちらも必要です。しかし、「痛み止め」は一時の対処であり
「栄養」は持続的な健康を保つ。ただし、土台を整えた後に足りないのは「栄養」の方であることが多いのです
まず「仕組み」 次に言葉
思いつきの称賛は続きません。習慣化の仕組み→効果的な声かけの順で整えます。
仕組み① 可視化する
日々の小さな貢献やお客さまの声を、朝礼・社内チャット・掲示で共有
「誰かが自分を見ている」という安心が、相互承認を生む
仕組み② 言葉にする
経営層や上司、同僚が毎日一人、具体的な事案を添えて伝える
NG:「みんな、がんばってるね」
OK:「今日のクレーム対応、初動が早かったおかげで大事にならずに助かった」
仕組み③ 祝う対象を広げる
結果だけでなく挑戦と誠実な失敗を称える。「ナイスチャレンジ賞」「撤退賞」などで、試行回数を文化にする
ペップトーク:心に火を点ける4ステップ(30秒で実践できる!)
スポーツの現場で使われる「勇気づけの型」は、職場でも強力です。
受容(事実を受け止める)
「難案件、最後まで粘ってくれたね」
承認(可能性を信じ、「あるもの」を伝える)
「今回は残念だったが、君の力は十分示せた」
行動(次の一手を具体化)
「まず原因を3つだけ洗い出そう」
信頼(背中を押す)
「大丈夫。何かあっても私が受けとめるから」
ポイントは短くポジティブに。
相手の脳に「安心(承認)」→「意欲(期待)」→「行動(具体策)」の順でスイッチを入れましょう
「言葉の投資」を数字の習慣に落とす
フワッと終わらせないために、週に10分、時間を使いましょう
1on1でも結構ですし、部や課やチーム全体で行ってもよいと思います
承認:今週の「ありがとう」を3件共有
チャレンジ件数:新規挑戦と撤退の本数を確認
次週の約束:挑戦テーマを宣言
ここまでくると、「承認=やさしさ」ではなく、成果を生み出す為の運用方法になります
コラム
「学校で先生が出題し、子供たちが手を上げる」
昔は、当たり前の光景でしたが、最近は手を上げる子が減ってきているようです。
理由は「間違っていたら恥ずかしい」「最初に手を上げるのは抵抗がある」など様々。
この「間違っていたら恥ずかしい」という気持ち、理解できますよね。
しかし、これでは、挑戦することに臆病になってしまうこととなります。
では、どのような対策があるのか?
1 「挑戦には、失敗はない。あるのは「成長と学習」だけ」という考え方
2 「正解」以外も評価をする。「手を上げる1点 発言1点」
3 「ファーストペンギン」を称える「君のおかげで空気が変わったよ」
こんな対策や声かけは、いかがでしょうか?
学校に限らず、企業内でも挑戦を奨励する文化を育むために非常に有効です。
お金は燃料、言葉は点火プラグ
売上や利益は過去の結果です。未来を決めるのは、現場で毎日交わされる短い一言です
お金は会社を回す燃料
言葉は人を動かす点火プラグ
二つが噛み合うと、組織は力強く、自走をはじめます
すぐにできる「今日の一歩」(所要1分)
全員に「感謝専用ポストイット」を配布
帰る前に1枚だけ書く(誰に/何が良かったか)
相手のデスクに貼る。もしくは、明日の朝、本人に手渡しする
人は給料で働き始め、感動で働き続ける
その感動は、あなたの一言から始まります。
まずは今日、社内ですれ違う誰かに、具体的な行動に対する「ありがとう」を言ってみませんか?
小さな「ありがとう」の積み重ねで、会社の空気は変わります。
いつも「癒し」をありがとう!
2025.07.29
数あるブログの中から、私のブログへの訪問、有難うございます。
地元函館や北海道はもちろん、「日本中の中小企業を元気にする」
そのために、一生懸命書き続けます。
忙しいあなたへ【1分で読める要約】
「ランドルト環」から学ぶ、人の「ある」部分に目を向ける重要性
視力検査の「ランドルト環」は、欠けている部分を探すものですが、
私たちは無意識のうちに「できていないこと」や「足りないこと」ばかりに目を向けていないでしょうか?
しかし、ランドルト環のほとんどは「黒く塗られている」、つまり「すでに存在するもの」です。
本当に大切なのは、この「すでにあるもの」に光を当てることです。
人は誰でも、これまでの努力や工夫といった「持っている力」があります。
そこに気づき、認めてもらうことで、自信や行動する勇気が生まれます。
経営者が社員のミスだけでなく、「以前より良くなった点」を認めれば、
社内の雰囲気は変わり、報連相が増え、離職率の低下にもつながります。
親が子どもの「できない部分」でなく、「工夫した点」を伝えれば、子どもは自信を持つでしょう。
自分自身に対しても、「まだ足りない」と責めるのではなく、「ここまでできた」と認めれば、自信を取り戻せます。
これは脳科学的にも成長を促す上で重要です。
ランドルト環の「切れている部分」ばかりに注目する視点を変え、
「すでに持っている力」に目を向けることで、
会社に活気、家庭に優しさ、そして自分自身に温かさが生まれます。
完璧でなくても大丈夫。あなたの「Cの黒い部分」に目を向け、今日もその輝きを認めてあげましょう。
本文
◆ ランドルト環を見て、ふと思ったこと
視力検査でおなじみの、あの「C」のマーク
正式には「ランドルト環(かん)」って言うそうです。
円の一部が切れていて、どこが空いているかを答えることで視力を測るものだけど、
あるときふと、こんなふうに感じたんです。
「なんで切れているところを見させるんだろう?」って。
私たちの社会も、家庭も、会社も、私自身も、
知らず知らずのうちにこの「ランドルト環の構造」
みたいな視点になってないかな〜って
つまり、「できてないところ」「欠けてるところ」にばかり目を向けて、
それを指摘することに慣れてしまっている…そんな空気、ありませんか?
◆ 本当は「Cの黒い部分」が主役かもしれない
ランドルト環って、よく見ると「切れてる部分」は、ほんの少しで、
ほとんどの部分は『黒く塗られている=すでに「ある」もの』ですよね。
もしかしたら、本当に大事なのはこっちじゃないかって思ったのです。
人は誰でも、「すでに持っているもの」がある。
頑張ってきたこと、工夫していること、
うまく言葉になってない努力だってたくさんあるはずですよね。
でも、そこに気づいてもらえないと、
自信や一歩踏み出す勇気は育たない。
逆に、ちょっとでも
「ちゃんと見てもらえてる」「認めてもらえてる」と感じたとき
人の目はパッと輝き、言葉が前向きになり、心が動き出し
行動につながっていくと思うのです。
◆ 「足りない」より、「ある」に目を向ける関わり方
たとえば…
経営者が社員のミスばかりを指摘するのではなく、
「君のその行動、前より確実に良くなってるよ」って
「ある部分」に光を当てたらどうでしょう?
社内の雰囲気が変わって、報連相が増えて、利益も上がり、
離職も減ったという話をよく聞きます。
人手不足と言われている医療・介護などの業界で
採用や離職防止で実績があがっているのも事実です。
(林田一子さんの研究論文より)
親が子どもに「ここがまだできてない」って言う代わりに、
「この前より、ちょっと工夫してたね!」って伝えたら
その子はきっと、自分の工夫に誇りや自信を持つようになるはずです。
「なぜできない」ではなく
「ここまで、できるようになった」に光を当て
言葉に出すことは、とても大切なことなのです。
自分自身にも、「まだ足りない」って責める代わりに、
「でも、ここまではちゃんとできた」と言ってあげられたら
少しずつ、自信を取り戻していけるはずです。
「相手にやさしく、自分に厳しく」が理想だと言われていますが
頑張った自分を責めたり、追い込んだりしても
よほどの人間ではない限り、成長は止まってしまいます。
脳に「やってもダメな自分」という記憶を残してしまうより
「ここまで、できた。ここまで頑張れた自分」という記憶を
残してあげることは、脳科学的にもとても大切なことであるのは
専門家の間では、広く認知されています。
(ピグマリオン効果 教育心理学 より)
◆ ランドルト環の見方を変えると、関係が変わる
もし、ランドルト環の「切れてる部分」ばかり探すクセに気づいたら、
ちょっとだけ視点を変えてみてください。
黒く塗られた部分=「もうすでに、あなたや相手が持っている力」に
目を向けるようにしてほしいのです。
その見方が、会社に活気を生み、家庭にやさしさを増やし、
そして、あなた自身の心にも、じんわりと温かさを届けてくれるはずです。
その結果は、すぐには現れなくとも
必ず確実に成果として、空気や雰囲気として現れ
いつのまにか、あなたの周りに「前向きでパワー溢れる人間」を
必ずや引き寄せるはずです。
◆ 最後に:今日も、あなたの「C」は輝いている
完璧じゃなくていい。
切れてるところ(足りないところ)があってもいい。
どんな人にもちゃんと「ある」もの(できているところ)が、あるはずです。
それに気づけたとき、人は一歩前に進める。
それを伝えてあげると、人や組織に活力が溢れる。
だから今日も、あなたの「Cの黒い部分」に、そっと目を向けてあげ下さいね。
私も忘れがちです・・・
「いつも心にランドルト環」