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岡田武史氏から学ぶ、変革の時代を生き抜く力 ~挑戦と変化の重要性~
2025.01.17
いつも、ブログを読んでいただき、有難うございます。
地域はもちろん、「日本中の中小企業を元気にしたい」
そのために、一生懸命書き続けます。
では、スタート!
岡田武史氏の番組より
前回の続きです。
今治にサッカースタジアムを
今治には、サッカー専用スタジアムがあります。
総工費約40億円
現在の今治に投資してくれる企業はなく
行政からの援助もない中、岡田氏は孤軍奮闘。
自身でも「絶対無理だろう」と思ったそうです。
しかし、スタジアムが担う役割を
都会などで、心が弱ってしまった人が人間性を取り戻せる場所
ただ朽ちていくコンクリートの塊ではない
どんどん緑豊かになり、地元の人の、心のよりどころになる
里山のような場所
と位置づけ、その熱い思いをストーリーとして人々に伝え
その結果として、特定の企業や行政が中心となって建設された
ようなものではない、多くの人たちの手によるスタジアムを
完成させました。
そのせいでしょうか。
スタジアムの雰囲気は、とても暖かいそうです。
この行動力はどこから出てくるのか
ジョホールバルで遺伝子にスイッチが入り、
その後の人生を大きく変えた、岡田氏。
FC今治のオーナー就任10周年の際に
スタジアムに集まった人々に、こう挨拶をなされました。
「僕を信じて、集まってくれた社員・スタッフ
そして、信じて支援してくれた人たち、
この人たちを絶対に裏切らない。
強いチームになって、支援してくれた人、信じてくれた人に
喜んでもらいたい」
この10年、この想いだけでやってきたそうです。
その上で
「信じてくれた人の笑顔をみていると
ほんと、頑張ってよかったなと思う。
それが次への活力になる。
人て、自分の為に、こんなバカみたいに頑張れない。
多くの人に力を貰って、頑張れる」
と話していました。
ほんとに、その通りだなと思います。
自分のためだけではなく、「だれかのため」となると
「もう少し頑張ろう」てなれますよね。
私で言えば
「家族のため」「社員のため」「お客様のため」
「函館のため」「北海道のため」「日本のため」
ん~なにか、ワクワクと共に、力が湧いてきます!
これから時代は「トライ」が必要
これからの時代に対し岡田氏は、ある危機感を持っているそうです。
「今までの、ロールモデルが通用しない。
そのため、以前の成功体験が通用しない時代」となっているため
「とにかく、まずは、やってみる」
「ダメだったら、戻って、再びチャレンジする」
そういう体力や精神力や行動力が
今まで以上に、必要となる。
これまでの日本は、失敗が許されない社会だったため
「失敗しないこと」に注力した教育や育成でした。
しかし、先人の成功を真似ても、うまくいかないことが
増々増えていく世の中になってしまったわけですから
「トライ アンド エラー」「トライ アンド ラーニング」を
繰り返して前に進んでいくしかないのです。
この考え方は、「社員教育」においても重要だと思います。
市場は、急速に縮小、高齢化していきますし
変化のスピードは、すでに「マウスイヤー」の速度。
昨日まで売れていてものが、SNSなどの発信により
今日は全く売れないなんて、珍しいことではありません。
となると、勝つために最低限すべきことは「トライ」となります。
結果がエラーなら、そこからラーニングする。
この行動を、スピード感と諦めない情熱をもって繰り返すしか
ないのではないでしょうか。
中小企業は、社長が変われば、会社が変わります。
裏を返せば、社長が「現在地」に座っていたら
会社は変わらないし、時代の流れが猛スピードで進む以上
「現在地」にいることは、「後退」を意味します。
最後に、FC今治の「プロミス」(行動指針)をご紹介します。
「遠い夢を追い、近くの目標を見つめ、今できることに全力を尽くす」
まさに、「ビジョン ミッション バリュー」そのものですね。
中小企業の経営者の皆さん! 一緒に頑張りましょう!
私も、経営者のよき右腕として、さらに頑張っていきます!
どちら様? 変化しすぎだろ!
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遺伝子にスイッチを入れる: 岡田武史に学ぶ挑戦の心得 ~顧客インサイトは、ビジネス成功の鍵
2025.01.16
先日、NHKの番組で、
元サッカー日本代表監督 現J2 FC今治のオーナーである
岡田武史氏の現地点までの歩みを本人のインタビューを中心に
放送していた。
それを見て、野球の街「今治」にサッカーチームFC今治を根付かせ
更に発展させていこうという姿は
私たち事業家にとっても、大変役に立ち、見習うべき事柄が
たくさんあるなと思い、ここに、ご紹介したいと思う。
私は、幼いころからサッカーを10年以上の間やってきた。
私が、始めたころは、みんな野球ばかりで
私のサッカーの練習相手になってくれる人は誰もいなかった。
中学・高校と市内の大会を制したのは、今でもうれしい思い出である。
「遺伝子にスイッチを入れる」
岡田さんも、野球の街「今治」で、はじめは、とても苦労なされたようです。
しかし、諦めずにここまで来た原点は、
ワールドカップアジア予選で急遽監督となり
出場権をかけたあの、「ジョホールバルでのイラン戦」
の時にあったようです。
吐き気がするようなプレッシャーの中、こう思ったそうです。
「俺は、明日急に名将にはなれない。今持っている全ての力を出し切る。
それで負けたら、謝るしかない。しかし、悪いのは自分ではなく
俺を選んだ協会のお偉いさんだ」
このように開き直った瞬間に
「遺伝子にスイッチが入った」そうです。
これが、現在の岡田さんの原点だそうです。
正直私は、「ガツン」と頭を殴られように感じました。
私が「何かを変えよう」「そのために、こう行動しよう」
としても、なかなか動けない、壁にぶつかると止まってしまう
変わることへのチャレンジを躊躇するのは
『「遺伝子レベル」でスイッチを入れてないから』
こう気づかされました。
岡田さんは現在、今治で学校を設立したそうですが
ここでも、子供たちの遺伝子にスイッチを入れる教育をなさっています。
「安心・安全」な「ぬるま湯のような世界」にしかいないと
「遺伝子にスイッチが入らない」
そのため「お遍路」をチームを作り生徒にさせているそうです。
「チームのみんなが、仲がいいわけでもないし、気が合うわけでもない
しかし、それでもみんなで協力し、1つの目標に向かい力を合わせる」
そんな体験をさせているそうです。
ここにも、私たちの経営する会社にも通ずるものを感じます。
「なぜ、お客様はサッカーを見に来ているのか」
~お客様の「インサイト」を考え抜く~
「今治で、サッカーだなんて、だれが見に行くんじゃ」
こんな状態からスタートしたそうです。
ましてや、ワールドカップでも指揮を執った有名人。
「どうせ、ちょろっとなんかやって、すぐに帰るだろう」
と思われていたそうです。
ある時、FC今治の試合をスタジアムで見た時、
約2000人のサポーターを見て
「サッカーが好きでここに見に来ている人はどれくらいいるのだろう?」
と社員に話しかけた時に
「せいぜい200人程度しかいないだろう。
残りの人は、街中歩いてても、誰にも会わない。
でも、あのスタジアムに行けば、何か「ワクワク」する。
そして、新たなつながり、きずな、出会いがある。
そう感じるからこそ、来てくださっている。
僕らが普段口にしている、「うちのチーム強いですよ。
サッカーて楽しいですよ」では、だめだ」と気づき
「スタジアムビジョン」を策定したそうです。
「そこにいる全ての人たちが、心震える感動
心躍るワクワク感、心温まる絆ができる、夢スタジアム」
これに合致することは何でもやると決め
社員一丸となって進んで行きました。
サッカークラブですから、売っているのは「サッカー」
もしくは、その勝利や結果のはずです。
しかしそれが、お客様の「インサイト」ではないことを理解し
上記のような「スタジアムビジョン」を作ったそうです。
私たちのビジネスに落とし込んでみましょう。
例えば「花屋さん」
お客様のインサイトを考えると
少なくとも、花屋さんは
「花を売る」ことが仕事ではないことがわかります。
花を買う人は、その花に様々な想いや
もしかしたら言葉まで載せて送っているのではないでしょうか。
自分のために買う人だって、その花から得られる
癒しや、潤いを求めているのではないでしょうか。
つまり花屋さんは、「花」という物体を通して
感謝や感動や癒しや悲しみなどの人間がもつ「心」を
世の中に伝えている仕事なのです。
この部分を、自分の会社や仕事に落とし込んで出できたものが
「ビジョン」や「ミッション」や「理念」です。
「ミッションやビジョンで飯が食えるか!」よく聞きます。
しかし、ミッションやビジョンこそが判断の基準であり、
行動指針であり、会社の存在価値の根源なのです。
続きは、次回のブログにしたいと思います。
とうちゃん、サッカー絡むと「熱いね」
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社員の心を掴み、成長を加速する!「理念浸透」のその先へ ~2代目社長の実体験より~
2025.01.10
本日も、ブログへのご訪問ありがとうございます!
「日本中の中小企業を元気にする」
「お金に困らない会社経営を目指す」
この言葉を胸に
「中小企業を全力応援」していきます!
それでは、スタート!
社長として、あなたは日々様々な課題に直面していることでしょう。
実際に何人もの社長にお話しをお聞きすると
資金繰り、売上、採用、成長戦略、財務の見える化…など
どれも重要な課題ですが、いわゆる「各論」がほとんどです。
しかし、残念ながら「各論」を一つ一つ潰して行っても
「モグラ叩き」のごとく、
解決しては新たな問題が発生を繰り返すことになってしまいます。
確かに「売上は全てを覆い隠す」という言葉はありますが
重要なのは、これらの課題の根底にある「真因」を見抜き、
中長期的な視点で解決に取り組むことです。
企業の未来を左右する重要な要素「理念浸透」
『「企業理念」や「ミッション・ビジョン・バリュー」を
教えてください』とお聞きすると
結構な数の経営者が「・・・」となってしまいます。
しかし、「そんなのありません」「それがどうしたというの」と
おっしゃる経営者も、今まで1人もいませんでした。
言葉が出てこない原因は、どこにあるのだろうかと
いつも考えさせられます。
私なりに、その原因を考えてみました。
1. 経営者自身が理念浸透の重要性を腹落ちしておらず、本気で取り組んでいない
2. 社員が日々の行動に落とし込めるほど、理念が具体的になっていない
3. そもそも、理念やミッションを常日頃から口にしていない
私の経験上からの意見ですので「違う」という方は、ご勘弁を。
また、「立場」でいうのなら「2代目経営者」の口から
出てくることは、少ないと思います。
特に、社長就任間もないころは、言葉が出てこないことが多いです。
更に言うと、先代と「親子関係」の方が
スルッと言葉が出てこないことが多いかもしれません。
親子間で事業承継なさった方、
よかったら、「理念やミッションは何だ」と聞いてみて下さい。
もちろん逆質問されることを覚悟してくださいね。
何を隠そう、私も2代目(個人事業主時代も含めると3代目)
恥ずかしながら、先代(父親)から理念やミッションなんて
聞いたことはありませんでしたし、
壁に「いい言葉」が貼ってありましたが
どれが先代の想いなのか、わかりませんでした。
もちろん、聞いたこともありませんでした。
これを「甘え」と言われれば、そうかもしれません。
しかし、このような現象は間違いなく
「双方が甘えている」と私は思います。
そうです。
「言わなくても、わかる(伝わる)だろう」
「どこか、恥ずかしいような・・・」
こんな感じ、ありませんか?
こういったことが「理念の浸透」の妨げとなっている一因にあり、
結局は、理念やミッションが「絵に描いた餅」となってしまい
会社の成長エンジンが上手く回らない根本原因となっていると思います。
では、具体的にどのようなことを進めていけばよいのか
自戒の念も含めて、普段私が現場で行なっていることを
ご紹介いたします。
昨年の3月に先代が亡くなったことをきっかけに
私の中で渦巻いた不安みたいなものに対して
どう解決の道筋をつけたのかを書いていきます。
1. 経営者自身が理念の重要性を腹落ちしておらず、本気で取り組んでいない
こんなこと言うと生意気に聞こえるかもしれませんが
「こうなりたい」「こうありたい」「ここに(目標やゴール)行くんだ」
理念やビジョンを平たく言えば、
こんな感じではないでしょうか?
カッコいい言葉じゃなくてもいいんです。
こんなところから、スタートしてみましょう。
その上で、出てきた言葉を「誰かに」ぶつけてみてください。
可能であれば、私たち「キャッシュフローコーチ」のように
「壁打ちの壁」となり、社長の頭の整理を手伝ってくれる
人間を探してください。
ある時突然「あ!」と電撃的に「カッコいい言葉」が
みつかるはずです。
ここまでくれば、十分に腹落ちもしているはずですし
あとは体に浸み込ませるつもりで毎日「意識」すれば
行動や判断基準にも、一本筋が通るようになるはずです。
経験上、私が壁となり、一緒に言語化する作業を
月1回行うと、3か月程度の時間がかかると思います。
2. 社員が日々の行動に落とし込めるほど、理念が具体的になっていない
社員さんの日々の行動指針となるためには
当然ですが、社員さんに理解、いや、覚えてもらっていなければなりません。
だからこそ、カッコいい言葉や難しい言葉は避けるべきです。
よく、朝礼の際に、みんなで復唱なんてことありますが
まずは、社長が常に1本筋の通った言動を見せることが大切です。
その上で、社員さん一人一人に、ご自身の想いを伝える行動が
必要になります。
残念ながら「根性や気合」という時代ではない以上
折を見て、少しづづ、回数を多く「夢」を語るべきです。
その夢の実現のために、「この会社は、こう進むんだ」と
話しかけてみてください。
この部分は、社員数にもよりますが
「年単位」の時間が必要になります。
社長から社員へのニュースレターの活用などにより
可能な限り早く浸透させる工夫も必要です。
3. そもそも、理念やミッションを常日頃から口にしていない
アメリカを代表する企業である
「GE」でCEOを務めたジャック・ウェルチ氏も
「経営者の役割というのは、ミッションやビジョンを、
吐きそうになるくらい言い続けることなのだ 」と言っていたそうです。
すさまじい労力が必要に感じますが、
大丈夫です。永遠に言い続けることはありません。
あなたの会社の社員さんなら、1~2年のうちに
自分の行動指針や判断基準として受け止め
日々「自発的に」動き始めるはずです。
企業の成長はもちろん人事戦略にも
理念は全社員の羅針盤となり、自律的な行動と成長を促進します。
その結果、社員の自信と定着率が向上し、
企業の成長へと繋がる好循環が生まれます。
そして、理念浸透を加速させるためには、
人事戦略との連携が欠かせません。
たとえば、採用の段階では「共に未来を創造していく仲間」を
見つけ出すことにつながりますし
目的や目標がみんな一緒という組織になれば
「人財」の定着率も向上します。
評価・登用においても、理念に基づいた評価基準を明確化することで、
社員一人ひとりの成長を促し、
理念に基づいた行動を強化していくことができます。
いかがでしたか。
「理念で飯は食えません」が、理念がなければ組織は成り立ちません。
本年は「理念作成・浸透」を経営の最重要課題に据え、
人事戦略と連動した取り組みを強化してみてはいかがでしょうか。
それが、変化の激しい時代を生き抜き、
持続的な成長を遂げるための、確固たる土台となるはずです。
「何があってブレないぞ!動くもんか!」
(いいから、帰るよ!)
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マジックジョンソンから学ぶ!逆境に負けない不屈の精神と成功を引き寄せる思考術
2024.12.12
いつも、ブログを読んでいただき、有難うございます。
地域はもちろん、「日本中の中小企業を元気にしたい」
そのために、一生懸命書き続けます。
では、スタート!
今年は、パリ五輪が開催されました。
世界最高峰の舞台で戦うアスリートの姿に、
心を揺さぶられた人も多いのではないでしょうか?
彼らの超人的なパフォーマンスの裏には、
想像を絶する努力、そして幾多の挫折を乗り越えてきた
不屈の精神があるのだと思います。
今回は、アスリートの中から伝説のバスケットボール選手、
マジック・ジョンソン氏の言葉を題材に、
夢を実現するために必要な「逆境に負けない心」と
「成功を引き寄せる思考術」について考えていきましょう。
マジック・ジョンソンの言葉から学ぶ、夢を叶えるための2つの力
NBAのスーパースターとして、華々しい成功を収めたマジック・ジョンソン氏。
しかし、彼の道のりも決して平坦ではなかったようです。
周囲の反対や自身の病気など、様々な困難に直面しながらも、
不屈の精神で乗り越えてきたからこそ、
多くの人々に感動を与え続ける存在として、今も語り継がれています。
そんな彼が、私たちに贈る言葉の数々から
夢を実現するために、私たちはどのような思考を持ち、
どのように行動していくべきなのかを考えてみましょう。
(なお、残念ながら出典元は不明です)
1. 周囲のネガティブ思考をはねのける不屈の精神
『君には無理だよ』という人の言うことを聞いてはいけない。
もし、自分でなにかを成し遂げたかったら、
出来なかった時に他人のせいにしないで自分のせいにしなさい。
夢を語ると、周囲から出てくる言葉に
「無理だよ」「厳しいそうだね」というネガティブな言葉があると思います。
しかし、マジック・ジョンソンは、これらの言葉に耳を貸さず、
自分の可能性を信じ抜くことの大切さを説いています。
また、実現できなかった際には「自分のせいにする」
例えば、営業成績が目標に届かなかった場合など
私たちはつい景気や人口減少などの地域の問題に
その原因をすり替えてしまう。なんてことないでしょうか?
正直、私もそのようなところがあります。
だから、その思考自体が悪いなんて偉そうなことは言いません。
私は、彼のこの言葉から目標対する「強い執念」を感じました。
「絶対に、たどり着くのだ!」「絶対に、成功するのだ!」
「目標」や「なりたい姿」に対する「強い執念」を持っていれば
人のせいになんてしないと思います。
「思っている」では足りない。「執念」を持とう。
そう思います。
多くの人が僕にも君にも「無理だよ」と言った。
彼らは君に成功してほしくないんだ。
なぜなら彼らは成功出来なかったから。
途中で諦めてしまったから。
だから君にもその夢を諦めてほしいんだ。
不幸な人は不幸な人を友達にしたいんだ。
心無い言葉の裏には、時に、
話す側の劣等感や嫉妬が隠されているのかもしれません。
本当に大切なのは、周囲の声に惑わされることなく、
自分の心の声に耳を傾け続けること。
そして、たとえ失敗したとしても、それを他人のせいにせず、
未来への糧としていく強い心
「執念」を持つことが必要。
私には、そう聞こえます。
2. 成功を引き寄せる、ポジティブ思考の習慣化
決して諦めては駄目だ。
自分の周りをエネルギーであふれ、
しっかりした考え方を持っている人で固めなさい。
自分の周りを野心であふれ、プラス思考の人で固めなさい。
近くに誰か憧れる人がいたら、その人にアドバイスを求めなさい。
君の人生を考えることが出来るのは君だけだ。
君の夢がなんであれ、それに向かっていくんだ。
何故なら君は幸せになる為に生まれてきのだから。
夢を実現するためには、ポジティブな思考を維持し続けることが重要です。
そのためには、周囲を前向きで、
あなたを応援してくれる人たちで固めることが大切です。
そして、尊敬できる人のアドバイスを積極的に求めること。
自身の可能性を信じ、夢の実現に向けて努力を続けることで、
自ずと道は開けていくはずです。
幸運にも私の周りには、とてもポジティブな思考と
自身のなりたい「セルフイメージ」を明確に持ち
目指したい、実現したい世界というべき「ビジョン」を掲げ
日々努力と研鑽を惜しまず行動する方々がたくさんいます。
私自身も、そのような世界に身を置かせていただけたことで
「なりたい自分」「叶えたい未来」「実現すべき世界」を
明確に持てるようになりました。
また、目標に向けて進むに進めなかったり
つまづいたりした際には、いつも、しかも即座に手を差し伸べて
くれます。
そういった人たちが周りにいることにより
私自身も、誰かを励ましたり、背中を押したりする行動が
自然とできるようになってきたと感じています。
自分一人の力では、長年染付いた思考や行動を変えるのは
なかなか大変な作業となります。
ならば、積極的に「ポジティブな空気」の中に入って行き
周りの力を借りて「なりたい自分」へと近づいていきましょう。
3. 転んでも転んでも立ち上がり続けることの大切さ
人生は、勝つこともあれば負けることもある。
僕にとって、一番許せないことは諦めることだ。
人生は、まさに山あり谷あり。
順風満帆に進むことばかりではありません。
時には、幾多のアスリートのように、
長年の努力が報われなかったりと、
厳しい現実を突きつけられることもあるでしょう。
しかし、そこで諦めてしまっては終わりです。
大切なのは、何度転んでも、そこから再び立ち上がり、
前を向いて歩き続けること。
オリンピアンと自分を同列には語れませんが
会社を経営していれば、小さな躓きや落とし穴にハマることは
よくあることですよね。
私自身も、毎日のように小さな失敗や後悔を重ね
誰かに助けてもらいながら、今ここにいるのだと思います。
転んでいいんだ。大切なのは「立ち上がること」
「成功に向かって歩みを止めないこと」
この言葉を胸に刻み、私たちも、夢に向かって挑戦し続けましょう。
この記事を読んだあなたも、ぜひ、マジック・ジョンソンの言葉から、
逆境に負けない心と成功を引き寄せる思考術を学び、
自分自身の夢に向かって力強く歩みを進めてください!
行くぞ~~~!!!
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経営判断を迷わないための「ビジョン」構築と「お金」の重要性
2024.11.05
1.「ビジョン」てなんだ?
「ビジョンを描こう」や「ビジョンを持とう」
といった言葉はよく耳にしますが、
具体的に「ビジョン」とは何かを問われると、
一瞬戸惑ってしまう方も多いでしょう。
ビジョンとは、会社が目指す未来の姿や、
企業が将来的に到達したいゴールを示します。
(いろいろな定義はあります。)
また、ビジョンには顧客に対して「どのような価値を提供するか」
という視点も含まれます。
2. ビジョンで飯が食えるのか
「ビジョンで飯が食えるか」と耳にします。
その通りです。ビジョンで飯は食えません。
経営を続けるには「お金」が絶対に必要です。
そのため、ビジョンがあっても利益を出せなければ意味がなく、
現実として会社は倒産(破産)してしまいます。
倒産してしまったら、優れた価値をお客様に届けることも
出来なくなってしまいます。
ですから、お金は絶対に必要です。
しかし、ビジョンは会社の成長や経営判断を下す際の「指針」となり、
迷ったときに道を示してくれる大切な要素です。
例えば、「世界中においしいを届ける」
というビジョンを掲げた企業があるとします。
この企業が利益を確保する際には、
まず固定費や材料費や歩留まりの改善などに取り組み
最後まで「味」の品質を重視するでしょう。
味の質を犠牲にすると、ビジョンに反する行動となり、
最終的には、顧客が離れる可能性が高まります。
一方で、ビジョンを持っていても資金が不足すれば
目指すゴールには到達できません。
つまり、経営には「ビジョン」と「お金」という
二つの車輪が必要不可欠なのです。
このバランスを保つことで、企業は利益を出しつつ
軸を失わずに成長することができます。
3. 中小企業の社長は大変
中小企業の経営者は、トップセールスに加え、
経理や人事、財務といった複数の役割をこなしています。
そのため、日々の業務に追われ、
ビジョンの構築や財務管理に割く時間が取れない方も多いでしょう。
しかし、ビジョンを描くことに時間は必要ですが、費用はかかりません。
一方で、財務知識の習得は、膨大な時間と費用が時間必要となります。
そのため、中小企業においては、「ビジョン」も「財務」も
必要性はわかっていても、疎かになってしまっているのが現状です。
しかし、日々迫られる「経営判断」の際に
「右か左か」となったのなら、その際の、御社の最終判断基準は
やはり「ビジョン」となります。
常に、ここによりどころを持った判断が一貫性を生むのです。
私自身も、中小企業の経営者のサポートに役立ちたい想いで、
「経営財務」について6年間、学び続けてきました。
そして今でも、全力て学び続けています。
これ、断言します。
「勉強しない経営者は、誰も幸せにしません」
(出典元 エフピーステージ(株) 専務取締役 沖野孝之)
家族や社員、お客様の笑顔を守ることができるのは
経営者の「ビジョン」と、そこから生まれる「お金」です。
経営には「ビジョン」と「お金」
この両輪を同時に回すことが求められています。
最後になりますが、星野リゾートの社長である星野佳路氏の言葉です。
「ビジョンがなければ、成功する確率は0(ゼロ)かもしれない」
「ビジョンがない社長は、損得でしかものを考えられない「投資家」となる」と。
(ごめんなさい、出典元を忘れてしまいました)
長期的な成長を実現するにはビジョンが不可欠です。
嗅覚だけで進むのは、犬だけにしましょう!
2025.01.17
いつも、ブログを読んでいただき、有難うございます。
地域はもちろん、「日本中の中小企業を元気にしたい」
そのために、一生懸命書き続けます。
では、スタート!
岡田武史氏の番組より
前回の続きです。
今治にサッカースタジアムを
今治には、サッカー専用スタジアムがあります。
総工費約40億円
現在の今治に投資してくれる企業はなく
行政からの援助もない中、岡田氏は孤軍奮闘。
自身でも「絶対無理だろう」と思ったそうです。
しかし、スタジアムが担う役割を
都会などで、心が弱ってしまった人が人間性を取り戻せる場所
ただ朽ちていくコンクリートの塊ではない
どんどん緑豊かになり、地元の人の、心のよりどころになる
里山のような場所
と位置づけ、その熱い思いをストーリーとして人々に伝え
その結果として、特定の企業や行政が中心となって建設された
ようなものではない、多くの人たちの手によるスタジアムを
完成させました。
そのせいでしょうか。
スタジアムの雰囲気は、とても暖かいそうです。
この行動力はどこから出てくるのか
ジョホールバルで遺伝子にスイッチが入り、
その後の人生を大きく変えた、岡田氏。
FC今治のオーナー就任10周年の際に
スタジアムに集まった人々に、こう挨拶をなされました。
「僕を信じて、集まってくれた社員・スタッフ
そして、信じて支援してくれた人たち、
この人たちを絶対に裏切らない。
強いチームになって、支援してくれた人、信じてくれた人に
喜んでもらいたい」
この10年、この想いだけでやってきたそうです。
その上で
「信じてくれた人の笑顔をみていると
ほんと、頑張ってよかったなと思う。
それが次への活力になる。
人て、自分の為に、こんなバカみたいに頑張れない。
多くの人に力を貰って、頑張れる」
と話していました。
ほんとに、その通りだなと思います。
自分のためだけではなく、「だれかのため」となると
「もう少し頑張ろう」てなれますよね。
私で言えば
「家族のため」「社員のため」「お客様のため」
「函館のため」「北海道のため」「日本のため」
ん~なにか、ワクワクと共に、力が湧いてきます!
これから時代は「トライ」が必要
これからの時代に対し岡田氏は、ある危機感を持っているそうです。
「今までの、ロールモデルが通用しない。
そのため、以前の成功体験が通用しない時代」となっているため
「とにかく、まずは、やってみる」
「ダメだったら、戻って、再びチャレンジする」
そういう体力や精神力や行動力が
今まで以上に、必要となる。
これまでの日本は、失敗が許されない社会だったため
「失敗しないこと」に注力した教育や育成でした。
しかし、先人の成功を真似ても、うまくいかないことが
増々増えていく世の中になってしまったわけですから
「トライ アンド エラー」「トライ アンド ラーニング」を
繰り返して前に進んでいくしかないのです。
この考え方は、「社員教育」においても重要だと思います。
市場は、急速に縮小、高齢化していきますし
変化のスピードは、すでに「マウスイヤー」の速度。
昨日まで売れていてものが、SNSなどの発信により
今日は全く売れないなんて、珍しいことではありません。
となると、勝つために最低限すべきことは「トライ」となります。
結果がエラーなら、そこからラーニングする。
この行動を、スピード感と諦めない情熱をもって繰り返すしか
ないのではないでしょうか。
中小企業は、社長が変われば、会社が変わります。
裏を返せば、社長が「現在地」に座っていたら
会社は変わらないし、時代の流れが猛スピードで進む以上
「現在地」にいることは、「後退」を意味します。
最後に、FC今治の「プロミス」(行動指針)をご紹介します。
「遠い夢を追い、近くの目標を見つめ、今できることに全力を尽くす」
まさに、「ビジョン ミッション バリュー」そのものですね。
中小企業の経営者の皆さん! 一緒に頑張りましょう!
私も、経営者のよき右腕として、さらに頑張っていきます!
どちら様? 変化しすぎだろ!
2025.01.16
先日、NHKの番組で、
元サッカー日本代表監督 現J2 FC今治のオーナーである
岡田武史氏の現地点までの歩みを本人のインタビューを中心に
放送していた。
それを見て、野球の街「今治」にサッカーチームFC今治を根付かせ
更に発展させていこうという姿は
私たち事業家にとっても、大変役に立ち、見習うべき事柄が
たくさんあるなと思い、ここに、ご紹介したいと思う。
私は、幼いころからサッカーを10年以上の間やってきた。
私が、始めたころは、みんな野球ばかりで
私のサッカーの練習相手になってくれる人は誰もいなかった。
中学・高校と市内の大会を制したのは、今でもうれしい思い出である。
「遺伝子にスイッチを入れる」
岡田さんも、野球の街「今治」で、はじめは、とても苦労なされたようです。
しかし、諦めずにここまで来た原点は、
ワールドカップアジア予選で急遽監督となり
出場権をかけたあの、「ジョホールバルでのイラン戦」
の時にあったようです。
吐き気がするようなプレッシャーの中、こう思ったそうです。
「俺は、明日急に名将にはなれない。今持っている全ての力を出し切る。
それで負けたら、謝るしかない。しかし、悪いのは自分ではなく
俺を選んだ協会のお偉いさんだ」
このように開き直った瞬間に
「遺伝子にスイッチが入った」そうです。
これが、現在の岡田さんの原点だそうです。
正直私は、「ガツン」と頭を殴られように感じました。
私が「何かを変えよう」「そのために、こう行動しよう」
としても、なかなか動けない、壁にぶつかると止まってしまう
変わることへのチャレンジを躊躇するのは
『「遺伝子レベル」でスイッチを入れてないから』
こう気づかされました。
岡田さんは現在、今治で学校を設立したそうですが
ここでも、子供たちの遺伝子にスイッチを入れる教育をなさっています。
「安心・安全」な「ぬるま湯のような世界」にしかいないと
「遺伝子にスイッチが入らない」
そのため「お遍路」をチームを作り生徒にさせているそうです。
「チームのみんなが、仲がいいわけでもないし、気が合うわけでもない
しかし、それでもみんなで協力し、1つの目標に向かい力を合わせる」
そんな体験をさせているそうです。
ここにも、私たちの経営する会社にも通ずるものを感じます。
「なぜ、お客様はサッカーを見に来ているのか」
~お客様の「インサイト」を考え抜く~
「今治で、サッカーだなんて、だれが見に行くんじゃ」
こんな状態からスタートしたそうです。
ましてや、ワールドカップでも指揮を執った有名人。
「どうせ、ちょろっとなんかやって、すぐに帰るだろう」
と思われていたそうです。
ある時、FC今治の試合をスタジアムで見た時、
約2000人のサポーターを見て
「サッカーが好きでここに見に来ている人はどれくらいいるのだろう?」
と社員に話しかけた時に
「せいぜい200人程度しかいないだろう。
残りの人は、街中歩いてても、誰にも会わない。
でも、あのスタジアムに行けば、何か「ワクワク」する。
そして、新たなつながり、きずな、出会いがある。
そう感じるからこそ、来てくださっている。
僕らが普段口にしている、「うちのチーム強いですよ。
サッカーて楽しいですよ」では、だめだ」と気づき
「スタジアムビジョン」を策定したそうです。
「そこにいる全ての人たちが、心震える感動
心躍るワクワク感、心温まる絆ができる、夢スタジアム」
これに合致することは何でもやると決め
社員一丸となって進んで行きました。
サッカークラブですから、売っているのは「サッカー」
もしくは、その勝利や結果のはずです。
しかしそれが、お客様の「インサイト」ではないことを理解し
上記のような「スタジアムビジョン」を作ったそうです。
私たちのビジネスに落とし込んでみましょう。
例えば「花屋さん」
お客様のインサイトを考えると
少なくとも、花屋さんは
「花を売る」ことが仕事ではないことがわかります。
花を買う人は、その花に様々な想いや
もしかしたら言葉まで載せて送っているのではないでしょうか。
自分のために買う人だって、その花から得られる
癒しや、潤いを求めているのではないでしょうか。
つまり花屋さんは、「花」という物体を通して
感謝や感動や癒しや悲しみなどの人間がもつ「心」を
世の中に伝えている仕事なのです。
この部分を、自分の会社や仕事に落とし込んで出できたものが
「ビジョン」や「ミッション」や「理念」です。
「ミッションやビジョンで飯が食えるか!」よく聞きます。
しかし、ミッションやビジョンこそが判断の基準であり、
行動指針であり、会社の存在価値の根源なのです。
続きは、次回のブログにしたいと思います。
とうちゃん、サッカー絡むと「熱いね」
2025.01.10
本日も、ブログへのご訪問ありがとうございます!
「日本中の中小企業を元気にする」
「お金に困らない会社経営を目指す」
この言葉を胸に
「中小企業を全力応援」していきます!
それでは、スタート!
社長として、あなたは日々様々な課題に直面していることでしょう。
実際に何人もの社長にお話しをお聞きすると
資金繰り、売上、採用、成長戦略、財務の見える化…など
どれも重要な課題ですが、いわゆる「各論」がほとんどです。
しかし、残念ながら「各論」を一つ一つ潰して行っても
「モグラ叩き」のごとく、
解決しては新たな問題が発生を繰り返すことになってしまいます。
確かに「売上は全てを覆い隠す」という言葉はありますが
重要なのは、これらの課題の根底にある「真因」を見抜き、
中長期的な視点で解決に取り組むことです。
企業の未来を左右する重要な要素「理念浸透」
『「企業理念」や「ミッション・ビジョン・バリュー」を
教えてください』とお聞きすると
結構な数の経営者が「・・・」となってしまいます。
しかし、「そんなのありません」「それがどうしたというの」と
おっしゃる経営者も、今まで1人もいませんでした。
言葉が出てこない原因は、どこにあるのだろうかと
いつも考えさせられます。
私なりに、その原因を考えてみました。
1. 経営者自身が理念浸透の重要性を腹落ちしておらず、本気で取り組んでいない
2. 社員が日々の行動に落とし込めるほど、理念が具体的になっていない
3. そもそも、理念やミッションを常日頃から口にしていない
私の経験上からの意見ですので「違う」という方は、ご勘弁を。
また、「立場」でいうのなら「2代目経営者」の口から
出てくることは、少ないと思います。
特に、社長就任間もないころは、言葉が出てこないことが多いです。
更に言うと、先代と「親子関係」の方が
スルッと言葉が出てこないことが多いかもしれません。
親子間で事業承継なさった方、
よかったら、「理念やミッションは何だ」と聞いてみて下さい。
もちろん逆質問されることを覚悟してくださいね。
何を隠そう、私も2代目(個人事業主時代も含めると3代目)
恥ずかしながら、先代(父親)から理念やミッションなんて
聞いたことはありませんでしたし、
壁に「いい言葉」が貼ってありましたが
どれが先代の想いなのか、わかりませんでした。
もちろん、聞いたこともありませんでした。
これを「甘え」と言われれば、そうかもしれません。
しかし、このような現象は間違いなく
「双方が甘えている」と私は思います。
そうです。
「言わなくても、わかる(伝わる)だろう」
「どこか、恥ずかしいような・・・」
こんな感じ、ありませんか?
こういったことが「理念の浸透」の妨げとなっている一因にあり、
結局は、理念やミッションが「絵に描いた餅」となってしまい
会社の成長エンジンが上手く回らない根本原因となっていると思います。
では、具体的にどのようなことを進めていけばよいのか
自戒の念も含めて、普段私が現場で行なっていることを
ご紹介いたします。
昨年の3月に先代が亡くなったことをきっかけに
私の中で渦巻いた不安みたいなものに対して
どう解決の道筋をつけたのかを書いていきます。
1. 経営者自身が理念の重要性を腹落ちしておらず、本気で取り組んでいない
こんなこと言うと生意気に聞こえるかもしれませんが
「こうなりたい」「こうありたい」「ここに(目標やゴール)行くんだ」
理念やビジョンを平たく言えば、
こんな感じではないでしょうか?
カッコいい言葉じゃなくてもいいんです。
こんなところから、スタートしてみましょう。
その上で、出てきた言葉を「誰かに」ぶつけてみてください。
可能であれば、私たち「キャッシュフローコーチ」のように
「壁打ちの壁」となり、社長の頭の整理を手伝ってくれる
人間を探してください。
ある時突然「あ!」と電撃的に「カッコいい言葉」が
みつかるはずです。
ここまでくれば、十分に腹落ちもしているはずですし
あとは体に浸み込ませるつもりで毎日「意識」すれば
行動や判断基準にも、一本筋が通るようになるはずです。
経験上、私が壁となり、一緒に言語化する作業を
月1回行うと、3か月程度の時間がかかると思います。
2. 社員が日々の行動に落とし込めるほど、理念が具体的になっていない
社員さんの日々の行動指針となるためには
当然ですが、社員さんに理解、いや、覚えてもらっていなければなりません。
だからこそ、カッコいい言葉や難しい言葉は避けるべきです。
よく、朝礼の際に、みんなで復唱なんてことありますが
まずは、社長が常に1本筋の通った言動を見せることが大切です。
その上で、社員さん一人一人に、ご自身の想いを伝える行動が
必要になります。
残念ながら「根性や気合」という時代ではない以上
折を見て、少しづづ、回数を多く「夢」を語るべきです。
その夢の実現のために、「この会社は、こう進むんだ」と
話しかけてみてください。
この部分は、社員数にもよりますが
「年単位」の時間が必要になります。
社長から社員へのニュースレターの活用などにより
可能な限り早く浸透させる工夫も必要です。
3. そもそも、理念やミッションを常日頃から口にしていない
アメリカを代表する企業である
「GE」でCEOを務めたジャック・ウェルチ氏も
「経営者の役割というのは、ミッションやビジョンを、
吐きそうになるくらい言い続けることなのだ 」と言っていたそうです。
すさまじい労力が必要に感じますが、
大丈夫です。永遠に言い続けることはありません。
あなたの会社の社員さんなら、1~2年のうちに
自分の行動指針や判断基準として受け止め
日々「自発的に」動き始めるはずです。
企業の成長はもちろん人事戦略にも
理念は全社員の羅針盤となり、自律的な行動と成長を促進します。
その結果、社員の自信と定着率が向上し、
企業の成長へと繋がる好循環が生まれます。
そして、理念浸透を加速させるためには、
人事戦略との連携が欠かせません。
たとえば、採用の段階では「共に未来を創造していく仲間」を
見つけ出すことにつながりますし
目的や目標がみんな一緒という組織になれば
「人財」の定着率も向上します。
評価・登用においても、理念に基づいた評価基準を明確化することで、
社員一人ひとりの成長を促し、
理念に基づいた行動を強化していくことができます。
いかがでしたか。
「理念で飯は食えません」が、理念がなければ組織は成り立ちません。
本年は「理念作成・浸透」を経営の最重要課題に据え、
人事戦略と連動した取り組みを強化してみてはいかがでしょうか。
それが、変化の激しい時代を生き抜き、
持続的な成長を遂げるための、確固たる土台となるはずです。
「何があってブレないぞ!動くもんか!」
(いいから、帰るよ!)
2024.12.12
いつも、ブログを読んでいただき、有難うございます。
地域はもちろん、「日本中の中小企業を元気にしたい」
そのために、一生懸命書き続けます。
では、スタート!
今年は、パリ五輪が開催されました。
世界最高峰の舞台で戦うアスリートの姿に、
心を揺さぶられた人も多いのではないでしょうか?
彼らの超人的なパフォーマンスの裏には、
想像を絶する努力、そして幾多の挫折を乗り越えてきた
不屈の精神があるのだと思います。
今回は、アスリートの中から伝説のバスケットボール選手、
マジック・ジョンソン氏の言葉を題材に、
夢を実現するために必要な「逆境に負けない心」と
「成功を引き寄せる思考術」について考えていきましょう。
マジック・ジョンソンの言葉から学ぶ、夢を叶えるための2つの力
NBAのスーパースターとして、華々しい成功を収めたマジック・ジョンソン氏。
しかし、彼の道のりも決して平坦ではなかったようです。
周囲の反対や自身の病気など、様々な困難に直面しながらも、
不屈の精神で乗り越えてきたからこそ、
多くの人々に感動を与え続ける存在として、今も語り継がれています。
そんな彼が、私たちに贈る言葉の数々から
夢を実現するために、私たちはどのような思考を持ち、
どのように行動していくべきなのかを考えてみましょう。
(なお、残念ながら出典元は不明です)
1. 周囲のネガティブ思考をはねのける不屈の精神
『君には無理だよ』という人の言うことを聞いてはいけない。
もし、自分でなにかを成し遂げたかったら、
出来なかった時に他人のせいにしないで自分のせいにしなさい。
夢を語ると、周囲から出てくる言葉に
「無理だよ」「厳しいそうだね」というネガティブな言葉があると思います。
しかし、マジック・ジョンソンは、これらの言葉に耳を貸さず、
自分の可能性を信じ抜くことの大切さを説いています。
また、実現できなかった際には「自分のせいにする」
例えば、営業成績が目標に届かなかった場合など
私たちはつい景気や人口減少などの地域の問題に
その原因をすり替えてしまう。なんてことないでしょうか?
正直、私もそのようなところがあります。
だから、その思考自体が悪いなんて偉そうなことは言いません。
私は、彼のこの言葉から目標対する「強い執念」を感じました。
「絶対に、たどり着くのだ!」「絶対に、成功するのだ!」
「目標」や「なりたい姿」に対する「強い執念」を持っていれば
人のせいになんてしないと思います。
「思っている」では足りない。「執念」を持とう。
そう思います。
多くの人が僕にも君にも「無理だよ」と言った。
彼らは君に成功してほしくないんだ。
なぜなら彼らは成功出来なかったから。
途中で諦めてしまったから。
だから君にもその夢を諦めてほしいんだ。
不幸な人は不幸な人を友達にしたいんだ。
心無い言葉の裏には、時に、
話す側の劣等感や嫉妬が隠されているのかもしれません。
本当に大切なのは、周囲の声に惑わされることなく、
自分の心の声に耳を傾け続けること。
そして、たとえ失敗したとしても、それを他人のせいにせず、
未来への糧としていく強い心
「執念」を持つことが必要。
私には、そう聞こえます。
2. 成功を引き寄せる、ポジティブ思考の習慣化
決して諦めては駄目だ。
自分の周りをエネルギーであふれ、
しっかりした考え方を持っている人で固めなさい。
自分の周りを野心であふれ、プラス思考の人で固めなさい。
近くに誰か憧れる人がいたら、その人にアドバイスを求めなさい。
君の人生を考えることが出来るのは君だけだ。
君の夢がなんであれ、それに向かっていくんだ。
何故なら君は幸せになる為に生まれてきのだから。
夢を実現するためには、ポジティブな思考を維持し続けることが重要です。
そのためには、周囲を前向きで、
あなたを応援してくれる人たちで固めることが大切です。
そして、尊敬できる人のアドバイスを積極的に求めること。
自身の可能性を信じ、夢の実現に向けて努力を続けることで、
自ずと道は開けていくはずです。
幸運にも私の周りには、とてもポジティブな思考と
自身のなりたい「セルフイメージ」を明確に持ち
目指したい、実現したい世界というべき「ビジョン」を掲げ
日々努力と研鑽を惜しまず行動する方々がたくさんいます。
私自身も、そのような世界に身を置かせていただけたことで
「なりたい自分」「叶えたい未来」「実現すべき世界」を
明確に持てるようになりました。
また、目標に向けて進むに進めなかったり
つまづいたりした際には、いつも、しかも即座に手を差し伸べて
くれます。
そういった人たちが周りにいることにより
私自身も、誰かを励ましたり、背中を押したりする行動が
自然とできるようになってきたと感じています。
自分一人の力では、長年染付いた思考や行動を変えるのは
なかなか大変な作業となります。
ならば、積極的に「ポジティブな空気」の中に入って行き
周りの力を借りて「なりたい自分」へと近づいていきましょう。
3. 転んでも転んでも立ち上がり続けることの大切さ
人生は、勝つこともあれば負けることもある。
僕にとって、一番許せないことは諦めることだ。
人生は、まさに山あり谷あり。
順風満帆に進むことばかりではありません。
時には、幾多のアスリートのように、
長年の努力が報われなかったりと、
厳しい現実を突きつけられることもあるでしょう。
しかし、そこで諦めてしまっては終わりです。
大切なのは、何度転んでも、そこから再び立ち上がり、
前を向いて歩き続けること。
オリンピアンと自分を同列には語れませんが
会社を経営していれば、小さな躓きや落とし穴にハマることは
よくあることですよね。
私自身も、毎日のように小さな失敗や後悔を重ね
誰かに助けてもらいながら、今ここにいるのだと思います。
転んでいいんだ。大切なのは「立ち上がること」
「成功に向かって歩みを止めないこと」
この言葉を胸に刻み、私たちも、夢に向かって挑戦し続けましょう。
この記事を読んだあなたも、ぜひ、マジック・ジョンソンの言葉から、
逆境に負けない心と成功を引き寄せる思考術を学び、
自分自身の夢に向かって力強く歩みを進めてください!
行くぞ~~~!!!
2024.11.05
1.「ビジョン」てなんだ?
「ビジョンを描こう」や「ビジョンを持とう」
といった言葉はよく耳にしますが、
具体的に「ビジョン」とは何かを問われると、
一瞬戸惑ってしまう方も多いでしょう。
ビジョンとは、会社が目指す未来の姿や、
企業が将来的に到達したいゴールを示します。
(いろいろな定義はあります。)
また、ビジョンには顧客に対して「どのような価値を提供するか」
という視点も含まれます。
2. ビジョンで飯が食えるのか
「ビジョンで飯が食えるか」と耳にします。
その通りです。ビジョンで飯は食えません。
経営を続けるには「お金」が絶対に必要です。
そのため、ビジョンがあっても利益を出せなければ意味がなく、
現実として会社は倒産(破産)してしまいます。
倒産してしまったら、優れた価値をお客様に届けることも
出来なくなってしまいます。
ですから、お金は絶対に必要です。
しかし、ビジョンは会社の成長や経営判断を下す際の「指針」となり、
迷ったときに道を示してくれる大切な要素です。
例えば、「世界中においしいを届ける」
というビジョンを掲げた企業があるとします。
この企業が利益を確保する際には、
まず固定費や材料費や歩留まりの改善などに取り組み
最後まで「味」の品質を重視するでしょう。
味の質を犠牲にすると、ビジョンに反する行動となり、
最終的には、顧客が離れる可能性が高まります。
一方で、ビジョンを持っていても資金が不足すれば
目指すゴールには到達できません。
つまり、経営には「ビジョン」と「お金」という
二つの車輪が必要不可欠なのです。
このバランスを保つことで、企業は利益を出しつつ
軸を失わずに成長することができます。
3. 中小企業の社長は大変
中小企業の経営者は、トップセールスに加え、
経理や人事、財務といった複数の役割をこなしています。
そのため、日々の業務に追われ、
ビジョンの構築や財務管理に割く時間が取れない方も多いでしょう。
しかし、ビジョンを描くことに時間は必要ですが、費用はかかりません。
一方で、財務知識の習得は、膨大な時間と費用が時間必要となります。
そのため、中小企業においては、「ビジョン」も「財務」も
必要性はわかっていても、疎かになってしまっているのが現状です。
しかし、日々迫られる「経営判断」の際に
「右か左か」となったのなら、その際の、御社の最終判断基準は
やはり「ビジョン」となります。
常に、ここによりどころを持った判断が一貫性を生むのです。
私自身も、中小企業の経営者のサポートに役立ちたい想いで、
「経営財務」について6年間、学び続けてきました。
そして今でも、全力て学び続けています。
これ、断言します。
「勉強しない経営者は、誰も幸せにしません」
(出典元 エフピーステージ(株) 専務取締役 沖野孝之)
家族や社員、お客様の笑顔を守ることができるのは
経営者の「ビジョン」と、そこから生まれる「お金」です。
経営には「ビジョン」と「お金」
この両輪を同時に回すことが求められています。
最後になりますが、星野リゾートの社長である星野佳路氏の言葉です。
「ビジョンがなければ、成功する確率は0(ゼロ)かもしれない」
「ビジョンがない社長は、損得でしかものを考えられない「投資家」となる」と。
(ごめんなさい、出典元を忘れてしまいました)
長期的な成長を実現するにはビジョンが不可欠です。
嗅覚だけで進むのは、犬だけにしましょう!