#想い に関連するブログ
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光文社が発行する「CLASSY.」に当事務所が掲載されました
2025.02.07
いつも、ブログを読んでいただき、有難うございます。
地域はもちろん、「日本中の中小企業を元気にしたい」
そのために、一生懸命書き続けます。
本日は、表題にあります雑誌に当社が掲載されましたので
当社の紹介をさせて下さい。
弊社は光文社が発行する女性ファッション雑誌、
CLASSY.に『頼れる専門家』として掲載されました。
全国から選ばれた士業の先生等が載っており、
当事務所は北海道函館市のプロフェッショナルとして選ばれました。
正直、こんなこと「一生に1度」かもしれませんので
本日は、当社の紹介をさせていただきます。
保険の枠を超えた存在でありたい
「なぜ保険屋さんが財務や資金繰りを?」
このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
しかし、現代の保険代理店は、
単なる保険商品の提案にとどまらない、
包括的な資産形成アドバイザーとしての役割を担っています。
私どもが目指すのは、「お客様の夢やビジョンを叶える」という明確な目標です。
その実現のために不可欠な「お金の裏付け」を、
専門的な知識と経験と豊富なネットワークを活かしてサポートしています。
■ 提供している主なサービス
法人のお客様向け
・誰でもわかる! 会社のお金(財務内容)を簡単に「見える化」
・事業計画策定サポート
・資金繰り支援
・MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)の策定支援
・経営状況に合わせた「家族や他人に迷惑を掛けない為の」保険の見直し
個人のお客様向け
・ライフプランニング作成サポート
・「教育」「老後」資金準備のアドバイス
・相続・終活に関わるコンサルティング
・「争族」対策のアドバイス
・遺言・民事信託等における専門家との協業サポート
・保険の「リストラ」と「再構築」アドバイス
その他、上記(法人・個人)にまつわる各種セミナー講師
当社の特徴は、
「伴走型コンサルティング」というアプローチです。
従来型の「先生型コンサルティング」ではなく
豊富な経験と知識、日本全国の優れたコンサルタントや
士業のアドバイスや情報をもとに
相談者の横に寄り添いながら、一緒に答えを求めていく
「頭の中の整理屋さん」として仕事をしています。
「どうすればいいか、わからないから悩んでいるのに」と
お考えになられるかもしれません。
しかし、「あなたの会社(あなた個人)は、こうすべきだ」なんて
言われたいと思う人も、いないと思います。
悩みを持っている人の多くは
すでに自社や自分の課題に気づいています。
ましてや、お金に関する悩みは
なかなか相談しにくいものです。
だからこそ「どうすれば」と悩むのです。
更に「理想の会社や自分」を言語化できないまでも
お持ちになっています。
ですから、私たちコンサルタントの仕事は
「現状を整理し、理想の姿に近づくために必要なことや物は何か」を
「言語化し見える化する」お手伝いをすることだと考えます。
お客様からは「なんだか、頭の中のモヤモヤが、すっきりした」
というような声を多くいただきます。
お金に関する悩みは、経営者から個人まで、
誰もが直面する重要な課題です。
「こんなこと相談してもいいのかな?」と悩む前に、
まずはお気軽にご相談ください。
お客様の夢の実現に向けて、
お客様の未来を共に築いていくパートナーとして、全力でサポートいたします。
「営業部長犬」も、いつもの笑顔全開です
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岡田武史氏から学ぶ、変革の時代を生き抜く力 ~挑戦と変化の重要性~
2025.01.17
いつも、ブログを読んでいただき、有難うございます。
地域はもちろん、「日本中の中小企業を元気にしたい」
そのために、一生懸命書き続けます。
では、スタート!
岡田武史氏の番組より
前回の続きです。
今治にサッカースタジアムを
今治には、サッカー専用スタジアムがあります。
総工費約40億円
現在の今治に投資してくれる企業はなく
行政からの援助もない中、岡田氏は孤軍奮闘。
自身でも「絶対無理だろう」と思ったそうです。
しかし、スタジアムが担う役割を
都会などで、心が弱ってしまった人が人間性を取り戻せる場所
ただ朽ちていくコンクリートの塊ではない
どんどん緑豊かになり、地元の人の、心のよりどころになる
里山のような場所
と位置づけ、その熱い思いをストーリーとして人々に伝え
その結果として、特定の企業や行政が中心となって建設された
ようなものではない、多くの人たちの手によるスタジアムを
完成させました。
そのせいでしょうか。
スタジアムの雰囲気は、とても暖かいそうです。
この行動力はどこから出てくるのか
ジョホールバルで遺伝子にスイッチが入り、
その後の人生を大きく変えた、岡田氏。
FC今治のオーナー就任10周年の際に
スタジアムに集まった人々に、こう挨拶をなされました。
「僕を信じて、集まってくれた社員・スタッフ
そして、信じて支援してくれた人たち、
この人たちを絶対に裏切らない。
強いチームになって、支援してくれた人、信じてくれた人に
喜んでもらいたい」
この10年、この想いだけでやってきたそうです。
その上で
「信じてくれた人の笑顔をみていると
ほんと、頑張ってよかったなと思う。
それが次への活力になる。
人て、自分の為に、こんなバカみたいに頑張れない。
多くの人に力を貰って、頑張れる」
と話していました。
ほんとに、その通りだなと思います。
自分のためだけではなく、「だれかのため」となると
「もう少し頑張ろう」てなれますよね。
私で言えば
「家族のため」「社員のため」「お客様のため」
「函館のため」「北海道のため」「日本のため」
ん~なにか、ワクワクと共に、力が湧いてきます!
これから時代は「トライ」が必要
これからの時代に対し岡田氏は、ある危機感を持っているそうです。
「今までの、ロールモデルが通用しない。
そのため、以前の成功体験が通用しない時代」となっているため
「とにかく、まずは、やってみる」
「ダメだったら、戻って、再びチャレンジする」
そういう体力や精神力や行動力が
今まで以上に、必要となる。
これまでの日本は、失敗が許されない社会だったため
「失敗しないこと」に注力した教育や育成でした。
しかし、先人の成功を真似ても、うまくいかないことが
増々増えていく世の中になってしまったわけですから
「トライ アンド エラー」「トライ アンド ラーニング」を
繰り返して前に進んでいくしかないのです。
この考え方は、「社員教育」においても重要だと思います。
市場は、急速に縮小、高齢化していきますし
変化のスピードは、すでに「マウスイヤー」の速度。
昨日まで売れていてものが、SNSなどの発信により
今日は全く売れないなんて、珍しいことではありません。
となると、勝つために最低限すべきことは「トライ」となります。
結果がエラーなら、そこからラーニングする。
この行動を、スピード感と諦めない情熱をもって繰り返すしか
ないのではないでしょうか。
中小企業は、社長が変われば、会社が変わります。
裏を返せば、社長が「現在地」に座っていたら
会社は変わらないし、時代の流れが猛スピードで進む以上
「現在地」にいることは、「後退」を意味します。
最後に、FC今治の「プロミス」(行動指針)をご紹介します。
「遠い夢を追い、近くの目標を見つめ、今できることに全力を尽くす」
まさに、「ビジョン ミッション バリュー」そのものですね。
中小企業の経営者の皆さん! 一緒に頑張りましょう!
私も、経営者のよき右腕として、さらに頑張っていきます!
どちら様? 変化しすぎだろ!
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社員の心を掴み、成長を加速する!「理念浸透」のその先へ ~2代目社長の実体験より~
2025.01.10
本日も、ブログへのご訪問ありがとうございます!
「日本中の中小企業を元気にする」
「お金に困らない会社経営を目指す」
この言葉を胸に
「中小企業を全力応援」していきます!
それでは、スタート!
社長として、あなたは日々様々な課題に直面していることでしょう。
実際に何人もの社長にお話しをお聞きすると
資金繰り、売上、採用、成長戦略、財務の見える化…など
どれも重要な課題ですが、いわゆる「各論」がほとんどです。
しかし、残念ながら「各論」を一つ一つ潰して行っても
「モグラ叩き」のごとく、
解決しては新たな問題が発生を繰り返すことになってしまいます。
確かに「売上は全てを覆い隠す」という言葉はありますが
重要なのは、これらの課題の根底にある「真因」を見抜き、
中長期的な視点で解決に取り組むことです。
企業の未来を左右する重要な要素「理念浸透」
『「企業理念」や「ミッション・ビジョン・バリュー」を
教えてください』とお聞きすると
結構な数の経営者が「・・・」となってしまいます。
しかし、「そんなのありません」「それがどうしたというの」と
おっしゃる経営者も、今まで1人もいませんでした。
言葉が出てこない原因は、どこにあるのだろうかと
いつも考えさせられます。
私なりに、その原因を考えてみました。
1. 経営者自身が理念浸透の重要性を腹落ちしておらず、本気で取り組んでいない
2. 社員が日々の行動に落とし込めるほど、理念が具体的になっていない
3. そもそも、理念やミッションを常日頃から口にしていない
私の経験上からの意見ですので「違う」という方は、ご勘弁を。
また、「立場」でいうのなら「2代目経営者」の口から
出てくることは、少ないと思います。
特に、社長就任間もないころは、言葉が出てこないことが多いです。
更に言うと、先代と「親子関係」の方が
スルッと言葉が出てこないことが多いかもしれません。
親子間で事業承継なさった方、
よかったら、「理念やミッションは何だ」と聞いてみて下さい。
もちろん逆質問されることを覚悟してくださいね。
何を隠そう、私も2代目(個人事業主時代も含めると3代目)
恥ずかしながら、先代(父親)から理念やミッションなんて
聞いたことはありませんでしたし、
壁に「いい言葉」が貼ってありましたが
どれが先代の想いなのか、わかりませんでした。
もちろん、聞いたこともありませんでした。
これを「甘え」と言われれば、そうかもしれません。
しかし、このような現象は間違いなく
「双方が甘えている」と私は思います。
そうです。
「言わなくても、わかる(伝わる)だろう」
「どこか、恥ずかしいような・・・」
こんな感じ、ありませんか?
こういったことが「理念の浸透」の妨げとなっている一因にあり、
結局は、理念やミッションが「絵に描いた餅」となってしまい
会社の成長エンジンが上手く回らない根本原因となっていると思います。
では、具体的にどのようなことを進めていけばよいのか
自戒の念も含めて、普段私が現場で行なっていることを
ご紹介いたします。
昨年の3月に先代が亡くなったことをきっかけに
私の中で渦巻いた不安みたいなものに対して
どう解決の道筋をつけたのかを書いていきます。
1. 経営者自身が理念の重要性を腹落ちしておらず、本気で取り組んでいない
こんなこと言うと生意気に聞こえるかもしれませんが
「こうなりたい」「こうありたい」「ここに(目標やゴール)行くんだ」
理念やビジョンを平たく言えば、
こんな感じではないでしょうか?
カッコいい言葉じゃなくてもいいんです。
こんなところから、スタートしてみましょう。
その上で、出てきた言葉を「誰かに」ぶつけてみてください。
可能であれば、私たち「キャッシュフローコーチ」のように
「壁打ちの壁」となり、社長の頭の整理を手伝ってくれる
人間を探してください。
ある時突然「あ!」と電撃的に「カッコいい言葉」が
みつかるはずです。
ここまでくれば、十分に腹落ちもしているはずですし
あとは体に浸み込ませるつもりで毎日「意識」すれば
行動や判断基準にも、一本筋が通るようになるはずです。
経験上、私が壁となり、一緒に言語化する作業を
月1回行うと、3か月程度の時間がかかると思います。
2. 社員が日々の行動に落とし込めるほど、理念が具体的になっていない
社員さんの日々の行動指針となるためには
当然ですが、社員さんに理解、いや、覚えてもらっていなければなりません。
だからこそ、カッコいい言葉や難しい言葉は避けるべきです。
よく、朝礼の際に、みんなで復唱なんてことありますが
まずは、社長が常に1本筋の通った言動を見せることが大切です。
その上で、社員さん一人一人に、ご自身の想いを伝える行動が
必要になります。
残念ながら「根性や気合」という時代ではない以上
折を見て、少しづづ、回数を多く「夢」を語るべきです。
その夢の実現のために、「この会社は、こう進むんだ」と
話しかけてみてください。
この部分は、社員数にもよりますが
「年単位」の時間が必要になります。
社長から社員へのニュースレターの活用などにより
可能な限り早く浸透させる工夫も必要です。
3. そもそも、理念やミッションを常日頃から口にしていない
アメリカを代表する企業である
「GE」でCEOを務めたジャック・ウェルチ氏も
「経営者の役割というのは、ミッションやビジョンを、
吐きそうになるくらい言い続けることなのだ 」と言っていたそうです。
すさまじい労力が必要に感じますが、
大丈夫です。永遠に言い続けることはありません。
あなたの会社の社員さんなら、1~2年のうちに
自分の行動指針や判断基準として受け止め
日々「自発的に」動き始めるはずです。
企業の成長はもちろん人事戦略にも
理念は全社員の羅針盤となり、自律的な行動と成長を促進します。
その結果、社員の自信と定着率が向上し、
企業の成長へと繋がる好循環が生まれます。
そして、理念浸透を加速させるためには、
人事戦略との連携が欠かせません。
たとえば、採用の段階では「共に未来を創造していく仲間」を
見つけ出すことにつながりますし
目的や目標がみんな一緒という組織になれば
「人財」の定着率も向上します。
評価・登用においても、理念に基づいた評価基準を明確化することで、
社員一人ひとりの成長を促し、
理念に基づいた行動を強化していくことができます。
いかがでしたか。
「理念で飯は食えません」が、理念がなければ組織は成り立ちません。
本年は「理念作成・浸透」を経営の最重要課題に据え、
人事戦略と連動した取り組みを強化してみてはいかがでしょうか。
それが、変化の激しい時代を生き抜き、
持続的な成長を遂げるための、確固たる土台となるはずです。
「何があってブレないぞ!動くもんか!」
(いいから、帰るよ!)
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「財務専門家が教える!中小企業の破産防止と財務管理の極意」
2024.12.26
これが今年最後のブログとなります。
読者の皆様、今年1年間、ブログをお読みいただき
ありがとうございました。
来年も、皆様のお役に立つブログを書いていきますので
引き続きよろしくお願いします。
私は「もう2度と、会社を破産させ落ち込んだ社長の顔を見たくない」
という思いから、財務の勉強を始め、5年以上前から、
大阪・仙台、来年は予定段階ですが東京の先生のところへ
教えを請いに行っています。
大阪の先生は「企業の再生や破産防止」が得意な元銀行員
仙台の先生は「社長の夢実現を、お金(財務)とビジョンの面から実現する」
日本トップクラスの独立系コンサルタント
東京の先生は「中小企業を元気にし、日本経済の発展に寄与する」という理念の元
「継続貢献し続ける」人間を世に送り出している
元金融庁の人まで賛同し協力してくれている塾長
いずれの先生も「突き抜けている」人たちで
私にとっては「神様レベル」なのです。
幸運にも、そういった方々や、その教え子の方々の
仲間に入れていただけただけでも幸せな上に
質問や困ったことがあると「即座に、惜しみなく、全てを」
教えていただけるという、環境を今年一年で築くことができた。
私にとって、環境も知識も意識も大きな転機となった1年でした。
恐らく、来年も圧倒的な体験ができる年になると思うと、ワクワクが止まらない。
来年は、「アウトプット」に力を入れたいと思っています。
というのも、今日の新聞に、私の住む町の、とある企業の破産の記事が出ていた。
直接は知らないし、ましてやクライアント先でもないのだが
この年の瀬と相まって、心が痛む。
クリスマスも正月も、きっと大変苦しい中、過ごしたのだろうと思う。
コロナ以降、中小企業を取り巻く環境は激変している。
会社の経営、とりわけ「お金(財務)」に関して
日本の学校では、MBAなどでない限り教えてくれない。
よって、多くの中小企業の社長さんは、
「無勉強のまま」社長になってしまうのが現実。
ならば、「知れば防げた」破産は、たくさんあったはずだ。
その代表が「黒字倒産」
実に倒産企業の、ほぼ5割が黒字倒産なのが事実。
大変申し訳ないが、黒字倒産の企業にも、
税理士の先生は顧問として付いていたはずだ。
なにも「税理士の先生、何やってんだ!」
ということを言いたいのではない。
「税理士は税の専門家」であり「お金(財務)の専門家」ではないことを
中小企業の社長さんが理解していないことが問題なのである。
事実、税理士試験に「財務諸表論」こそあれど
経営に資する意味での「財務」という科目はない。
確かに、税理士の先生でも財務を勉強し顧問先にアドバイス
している先生もいらっしゃるが、中小企業の社長の経営判断に役立つような
アドバイスまでできている先生は、同業者である税理士に聞いても
「ごく一部」とおっしゃられる。
また、「税務と財務」は、ほとんどの中小企業の場合
実は、相反するものと言える。
中小企業で税務といえば、頭に浮かぶのは「節税」だと思う。
しかし、財務体質を強くするには、
「内部留保」をある一定の目安を超えるまでは
節税している場合ではないというのが現実です。
もちろん、社員への決算賞与や役員への賞与を使った
前向きな節税はありますが、
多くの場合は「やらない方がいい」節税となっているのが多いのが現実です。
では、なぜ内部留保を厚くし、強い企業にしなければいけないのでしょうか?
答えは1つです。
そう「会社を破産させない」「破産から遠ざけるため」です。
私は、社長が目指す「ビジョン」を言語化するお手伝いをしていますが
「ビジョン」や「目標」は、たとえどんなものであれ
社長が100人いれば100通りあって構わないと思いますが、
私が知る限り、社長が何万人いても共通している
「たどり着きたくないゴール」は「破産」だと思います。
そして、私の財務コンサルタントのスタート地点も同じです。
ここまで、私の「想い」を読んで下さり、ありがとうございます。
お礼といってはなんですが、破産から遠ざかる、もしくは
どれくらい破産から距離が離れているかを検証するキーポイントをお知らせします。
チェックするところは2点
1. 現預金残高
2. 自己資本金額
ブログには書けませんが、
現預金には全てのではありませんが「定期積金」は含めないでください。
そのうえで、現預金が
① 月商の3~6か月分
② 固定費の6か月分
上記のいずれかを最低限として目指しましょう。
もちろん、この水準を超えていても、なんら問題はありません。
「資金効率が悪い」などとおっしゃる方もいるかもしれませんが
それは上場企業の話です。
中小企業の株主は、多くの場合、社長が過半数以上を握っていますから
だれに文句をいわれることはないはずです。
しかし、現金がショートしたのなら、社員、取引先、銀行、家族から
文句や苦情の嵐となります。
コロナの流行時を忘れないでください。
それまでは「売上0」なんてあり得ないと思っていたはずです。
しかし、現実に「売上0」になった会社はたくさんあったのです。
たとえ、売り上げ0でも、数か月間から1年間は耐えられる
財務体質、財務の強い会社に「平時の今」なっておかなければ
必ず再び訪れるピンチの際に対応できなくなってしまいます。
次に、自己資本額ですが、
よく「自己資金比率」という言葉を耳にすると思います。
残念ながら自己資本比率は、中小企業において
ほぼ役に立たない指標だと覚えてください。
融資の際に銀行さんは気にすると言われていますが、
銀行の基準を上回っている中小企業は少ないのが現実です。
それでも、融資が実行されていますから、神経を使うところではありません。
それよりも大切なのは「額」です。
理由は1つ
「会社は「額」で破産し「率」では破産しない」からです。
自己資本額を超える負債を抱えると会社は「債務超過」となります。
債務超過は、その瞬間に破産というわけではありませんが
銀行からの新たな融資は大変難しくなります。
となると、出血(赤字)を止めない限り、資金はひたすら流出し
やがては、底をつきます。
また、新たな設備投資などもできなくなりますから
企業活動も大幅に制限されることとなります。
つまりは、「破産のはじまり」と言えます。
また、「率」を気にすると企業活動が委縮しかねません。
「率」は、借金をしなければ、簡単に上がります。
しかし、借金をし、そのお金で商売を回し利益を得るのが
中小企業のスタイルですから、基本的に借金をしなければ
企業の成長は大幅に遅くなります。
聞いたことあると思います
「レバレッジ(てこの原理)を効かす」というやつです。
上記の理由により大切なのは「額」であることが
おわかりいただけたかと思います。
是非、この記事を参考にして、強い財務体質の会社を目指してください。
さて、今年最後のブログとなりましたが
みなさんのお役に立てましたでしょうか?
来年も、地域はもちろん、「日本中の中小企業を元気にしたい」
この想いをより強く持ち、全力で中小企業を応援していきます!
どうぞ、よろしくお願いします!
来年もよろしくお願いします!
チョットだけですが「幸運のお裾分け」です
「ハートのピノ」と「クローバーのトレー」
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「中小企業が勝ち残るための戦略:安売り競争からの脱却と差別化戦略」
2024.12.23
多くの業界で依然として価格競争が続いています。
しかし、この安売り合戦には大きな落とし穴があります。
それは、
最終的な勝者は、規模の経済を活かせる大手企業1社のみとなることです。
現実的には、法律の問題もあり「1業種1社」とはなりませんが
最後の最後まで、戦ったのならば、勝ち残るのは必ず1社となります。
ですので、中小企業が生き残るためには、
安売り競争から抜け出し、独自の戦略で戦う必要があります。
では、中小企業はどのように競争優位性を確立すべきでしょうか。
ここでは、私自身が抱える悩みを基にした具体例を交えながら、
中小企業が取り組むべき3つの戦略について考えてみましょう。
なぜ「安売り合戦」に巻き込まれてはいけないのか?
「少しでも安く」という顧客心理は当然ですが、
良い意味で、「安売り」の世界に参入すると
一時的な売上アップにつながるかもしれませんが
長期的な視点で見ると、それは衰退への道を辿る危険な賭けとなります。
なぜなら、安売り合戦に参加するということは、
価格競争という泥沼に自ら飛び込むようなものだからです。
資金力のある大企業は、多少の赤字を出しながらも、
体力の限界を迎えた競合他社が撤退するまで、
延々と価格競争を続けることができます。
しかし、中小企業には、大企業のような体力はありません。
価格競争に巻き込まれれば、利益を圧迫され、
最終的には、事業の継続すら危ぶまれる可能性があります。
成功する差別化戦略の3つの柱
では、私たち中小企業はどのような戦略を取るべきでしょうか?
1. 差別化
差別化とは、自社の商品やサービスを他社と明確に区別し、
独自の価値を提供することです。
差別化することで、競争市場でのユニークなポジションを築き、
他社が簡単には模倣できない強みを持つことが重要です。
例えば、顧客の特定のニーズに応じた機能など、
顧客にとって特別な価値を提供することが差別化の一例です。
これにより、価格だけに頼らずとも選ばれる商品やサービスを実現できます。
2. 付加価値
付加価値とは、商品やサービスが提供する基本的な機能以上に、
顧客にとって有益な追加の価値です。
例えば、車のシートに特殊加工を施すことで犬の毛が絡みにくくし、
掃除を容易にするといった追加の利便性を提供することが挙げられます。
付加価値を提供することで、顧客は他社製品では得られない
特別なメリットを享受でき、価格競争から一線を画することが可能です。
また、高付加価値になればなるほど、販売価格を高めに設定でき
多くの利益を稼ぎ出すことも可能になります。
3. 伝える力
日本人のビジネスマンは、これが「弱い」
もしくは「伝えていない」ことが非常に多いと言われています。
伝える力は、単なる商品の特徴を伝えるだけでなく、
顧客がその商品を手にすることでどんな問題が解決され、
どんな未来が待っているかを効果的に訴求する能力です。
具体的な未来のビジョンを顧客に描かせることで、
製品説明を超えた感情的な共鳴を得ることができます。
(「そうそう! それなのよ」ってやつです)
顧客は単に商品を手にすることが目的ではなく、
その商品によって得られる「明るい未来」や「楽しい未来」
もしくは、「困った」が解消された未来を購入するのです。
また、自社の独自性は積極的にアピールしましょう。
「他社にはなく自社にあるもの」「製品・商品に込めた想い」は勿論
1個人として言うべきこととしては
「なぜ、この仕事をしているのか」
「この仕事を通じて、社会にどんな影響を与え
どんな貢献をしたいのか」を話しましょう。
このように単に商品の説明が上手いだけではなく
そこに存在する「商品に込められた想いやバックグラウンド」を
伝えることは、商品選定時の消費者に大きな影響を与えます。
車の販売における具体例
実は私自身、そろそろ車を買い替えようと考えています。
どのように営業されたら、「ググっと」心が動くかなと考えてみました。
私が、「営業マン」なら、まずは今の車が抱える問題点から聞いていきます。
「こんにちは。お車をご検討なされているようですが
今乗られているお車で、何か不都合等ございましたか?」
「私は、大型犬と3人家族で大型犬と暮らしています。
普段から犬を連れて旅行やドライブに出かけますが、
車内のラゲッジスペースや犬の毛の掃除の手間に悩んでいます。」
こんな硬くは話しませんが、こんな感じからスタートします。
このように、相手の「困り事」をリサーチした上で、こう提案します。
「こちらの車は、ご家族3人がゆったりとくつろげるスペースがあり、
大型の荷物を積むことができるラゲッジスペースも確保されています。
加えてシートに当社独自の特殊な加工をしていますので
犬の毛がシートに絡まりにくく、掃除機一つで簡単に清掃ができます。
これにより、煩わしい掃除から解放され、
ご家族との楽しい思い出作りに集中できるでしょう。
車は、走る・止まる・曲がるの基本性能は勿論大切ですが
家族との大切な思い出作りをお手伝いできる商品ですので
納得できるまで、ごゆっくり検討いただければと思います。
実は、私も犬を連れて、旅行に行くもので
犬の毛の問題で困っていました。
今は、その問題も解消され、快適なカーライフを過ごしています。
掃除の仕方など、お教えしますので、お気軽に声をかけてください」
実際にこんな車があるのかどうか、わかりませんし
こんな堅苦しくは話しませんが
このように「差別化」「付加価値」「伝える力」を組み合わせることで、
私の困り事を解決しつつ、家族との楽しい未来を予感させられたら
少なくとも「候補の1つ」には入ると思います。
その結果、単なる安売り競争から抜け出し、競争力を高めることができます。
価格競争から脱却し、持続可能な事業を展開するためには、
明確な差別化戦略が不可欠です。
顧客の課題を深く理解し、その解決策を提供することで、
価格以外の価値を創造することができます。
重要なのは、単なる商品やサービスの提供ではなく、
顧客の「より良い未来」を提案し
商品・サービスを購入した「結果」にスポットを当てることです。
そのためには、「差別化」・「付加価値」・「伝える力」の
3要素を効果的に組み合わせることが重要です。
自社の強みを活かした差別化戦略を実践することで、
大手企業との価格競争を避け、
独自の市場ポジションを確立することが可能となります。
最後になりますが、上記のような話をさせていただくと
高確率で、出てくる返答があります。
「言ってることはわかるけど、そんな強みや想いなんて
考えたこともないし、あるのかどうかも、わからないよ」
そんな時は、「壁打ちの壁」になってくれる人を探してください。
社内でも家庭内でも、いいと思います。
「そんな人間は、いないな・・・」という方は
私たち「キャッシュフローコーチ」にお声がけ下さい。
頭の整理をし、自身が気づいていない強みの発見などを
お手伝いできるように日々訓練しています。
お気軽に、ご相談下さい。
私の旅行の時の荷物は、これだけです
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ブログのお引越し完了のお知らせ
2024.09.26
表題の通りなのですが
先日、旧ブログで、お知らせいたしました「ブログの引っ越し」
本日、無事に完了いたしました。
まだ、使い方が慣れていませんが、頑張って覚えていきます。
まずは、Googleさんの事情?により、日の目を見なかったブログを
リライトした上で、載せていこうと思います。
少しでも、多くの読者の方に見ていただき、経営や財務・資金繰りと
「必要なのは、わかっているけど、難しくて~・・・」となかなか手を付けられなかった経営者の方々や
「次期経営者」「幹部候補生」の方々に、ぜひ読んでいただきたいと思います。
理由は1つ
私のブログを読めば、「誰でもわかるようになるから」
なぜ、そう断言できるのか
私自身、経営に関わる数字や、どうすれば利益が2~3倍になるかなんて
全く知らない、考えたこともない「ドンブリ経営者」だったのが、
「無免許ライダーにもかかわらず、たった3年間で、内部留保を2倍以上」にできた。
そのノウハウを紙面でお伝えできることは、全て、お伝えするからです。
もちろん、無料相談をはじめ、「社長の伴走者」として
「となりに寄り添った」コンサルティングサービスも
ご提供しておりますが、「無免許の保険屋に何ができるって」と思われた方
「保険を売ることを目的としない保険屋」の「本気の中小企業支援」の一端をご覧ください。
「先が見通せず、常に漠然とした不安を抱えるストレス」
「判断基準がないので、納得の決断ができないストレス」
「社員との立場の違いからくる危機感のズレによるストレス」
などに、体力・知力・時間を消耗し、一番注力すべき本業に、
社長の時間とエネルギーの半分も投入できていない。
こんな思いを、後継者や幹部候補にしてもらいたくないという方
一緒に勉強し、自信をもって前に進んでいきましょう。
そのための一助に、「俺はなる!!!」
2025.02.07

いつも、ブログを読んでいただき、有難うございます。
地域はもちろん、「日本中の中小企業を元気にしたい」
そのために、一生懸命書き続けます。
本日は、表題にあります雑誌に当社が掲載されましたので
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当事務所は北海道函館市のプロフェッショナルとして選ばれました。
正直、こんなこと「一生に1度」かもしれませんので
本日は、当社の紹介をさせていただきます。
保険の枠を超えた存在でありたい
「なぜ保険屋さんが財務や資金繰りを?」
このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
しかし、現代の保険代理店は、
単なる保険商品の提案にとどまらない、
包括的な資産形成アドバイザーとしての役割を担っています。
私どもが目指すのは、「お客様の夢やビジョンを叶える」という明確な目標です。
その実現のために不可欠な「お金の裏付け」を、
専門的な知識と経験と豊富なネットワークを活かしてサポートしています。
■ 提供している主なサービス
法人のお客様向け
・誰でもわかる! 会社のお金(財務内容)を簡単に「見える化」
・事業計画策定サポート
・資金繰り支援
・MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)の策定支援
・経営状況に合わせた「家族や他人に迷惑を掛けない為の」保険の見直し
個人のお客様向け
・ライフプランニング作成サポート
・「教育」「老後」資金準備のアドバイス
・相続・終活に関わるコンサルティング
・「争族」対策のアドバイス
・遺言・民事信託等における専門家との協業サポート
・保険の「リストラ」と「再構築」アドバイス
その他、上記(法人・個人)にまつわる各種セミナー講師
当社の特徴は、
「伴走型コンサルティング」というアプローチです。
従来型の「先生型コンサルティング」ではなく
豊富な経験と知識、日本全国の優れたコンサルタントや
士業のアドバイスや情報をもとに
相談者の横に寄り添いながら、一緒に答えを求めていく
「頭の中の整理屋さん」として仕事をしています。
「どうすればいいか、わからないから悩んでいるのに」と
お考えになられるかもしれません。
しかし、「あなたの会社(あなた個人)は、こうすべきだ」なんて
言われたいと思う人も、いないと思います。
悩みを持っている人の多くは
すでに自社や自分の課題に気づいています。
ましてや、お金に関する悩みは
なかなか相談しにくいものです。
だからこそ「どうすれば」と悩むのです。
更に「理想の会社や自分」を言語化できないまでも
お持ちになっています。
ですから、私たちコンサルタントの仕事は
「現状を整理し、理想の姿に近づくために必要なことや物は何か」を
「言語化し見える化する」お手伝いをすることだと考えます。
お客様からは「なんだか、頭の中のモヤモヤが、すっきりした」
というような声を多くいただきます。
お金に関する悩みは、経営者から個人まで、
誰もが直面する重要な課題です。
「こんなこと相談してもいいのかな?」と悩む前に、
まずはお気軽にご相談ください。
お客様の夢の実現に向けて、
お客様の未来を共に築いていくパートナーとして、全力でサポートいたします。
「営業部長犬」も、いつもの笑顔全開です
2025.01.17

いつも、ブログを読んでいただき、有難うございます。
地域はもちろん、「日本中の中小企業を元気にしたい」
そのために、一生懸命書き続けます。
では、スタート!
岡田武史氏の番組より
前回の続きです。
今治にサッカースタジアムを
今治には、サッカー専用スタジアムがあります。
総工費約40億円
現在の今治に投資してくれる企業はなく
行政からの援助もない中、岡田氏は孤軍奮闘。
自身でも「絶対無理だろう」と思ったそうです。
しかし、スタジアムが担う役割を
都会などで、心が弱ってしまった人が人間性を取り戻せる場所
ただ朽ちていくコンクリートの塊ではない
どんどん緑豊かになり、地元の人の、心のよりどころになる
里山のような場所
と位置づけ、その熱い思いをストーリーとして人々に伝え
その結果として、特定の企業や行政が中心となって建設された
ようなものではない、多くの人たちの手によるスタジアムを
完成させました。
そのせいでしょうか。
スタジアムの雰囲気は、とても暖かいそうです。
この行動力はどこから出てくるのか
ジョホールバルで遺伝子にスイッチが入り、
その後の人生を大きく変えた、岡田氏。
FC今治のオーナー就任10周年の際に
スタジアムに集まった人々に、こう挨拶をなされました。
「僕を信じて、集まってくれた社員・スタッフ
そして、信じて支援してくれた人たち、
この人たちを絶対に裏切らない。
強いチームになって、支援してくれた人、信じてくれた人に
喜んでもらいたい」
この10年、この想いだけでやってきたそうです。
その上で
「信じてくれた人の笑顔をみていると
ほんと、頑張ってよかったなと思う。
それが次への活力になる。
人て、自分の為に、こんなバカみたいに頑張れない。
多くの人に力を貰って、頑張れる」
と話していました。
ほんとに、その通りだなと思います。
自分のためだけではなく、「だれかのため」となると
「もう少し頑張ろう」てなれますよね。
私で言えば
「家族のため」「社員のため」「お客様のため」
「函館のため」「北海道のため」「日本のため」
ん~なにか、ワクワクと共に、力が湧いてきます!
これから時代は「トライ」が必要
これからの時代に対し岡田氏は、ある危機感を持っているそうです。
「今までの、ロールモデルが通用しない。
そのため、以前の成功体験が通用しない時代」となっているため
「とにかく、まずは、やってみる」
「ダメだったら、戻って、再びチャレンジする」
そういう体力や精神力や行動力が
今まで以上に、必要となる。
これまでの日本は、失敗が許されない社会だったため
「失敗しないこと」に注力した教育や育成でした。
しかし、先人の成功を真似ても、うまくいかないことが
増々増えていく世の中になってしまったわけですから
「トライ アンド エラー」「トライ アンド ラーニング」を
繰り返して前に進んでいくしかないのです。
この考え方は、「社員教育」においても重要だと思います。
市場は、急速に縮小、高齢化していきますし
変化のスピードは、すでに「マウスイヤー」の速度。
昨日まで売れていてものが、SNSなどの発信により
今日は全く売れないなんて、珍しいことではありません。
となると、勝つために最低限すべきことは「トライ」となります。
結果がエラーなら、そこからラーニングする。
この行動を、スピード感と諦めない情熱をもって繰り返すしか
ないのではないでしょうか。
中小企業は、社長が変われば、会社が変わります。
裏を返せば、社長が「現在地」に座っていたら
会社は変わらないし、時代の流れが猛スピードで進む以上
「現在地」にいることは、「後退」を意味します。
最後に、FC今治の「プロミス」(行動指針)をご紹介します。
「遠い夢を追い、近くの目標を見つめ、今できることに全力を尽くす」
まさに、「ビジョン ミッション バリュー」そのものですね。
中小企業の経営者の皆さん! 一緒に頑張りましょう!
私も、経営者のよき右腕として、さらに頑張っていきます!
どちら様? 変化しすぎだろ!
2025.01.10

本日も、ブログへのご訪問ありがとうございます!
「日本中の中小企業を元気にする」
「お金に困らない会社経営を目指す」
この言葉を胸に
「中小企業を全力応援」していきます!
それでは、スタート!
社長として、あなたは日々様々な課題に直面していることでしょう。
実際に何人もの社長にお話しをお聞きすると
資金繰り、売上、採用、成長戦略、財務の見える化…など
どれも重要な課題ですが、いわゆる「各論」がほとんどです。
しかし、残念ながら「各論」を一つ一つ潰して行っても
「モグラ叩き」のごとく、
解決しては新たな問題が発生を繰り返すことになってしまいます。
確かに「売上は全てを覆い隠す」という言葉はありますが
重要なのは、これらの課題の根底にある「真因」を見抜き、
中長期的な視点で解決に取り組むことです。
企業の未来を左右する重要な要素「理念浸透」
『「企業理念」や「ミッション・ビジョン・バリュー」を
教えてください』とお聞きすると
結構な数の経営者が「・・・」となってしまいます。
しかし、「そんなのありません」「それがどうしたというの」と
おっしゃる経営者も、今まで1人もいませんでした。
言葉が出てこない原因は、どこにあるのだろうかと
いつも考えさせられます。
私なりに、その原因を考えてみました。
1. 経営者自身が理念浸透の重要性を腹落ちしておらず、本気で取り組んでいない
2. 社員が日々の行動に落とし込めるほど、理念が具体的になっていない
3. そもそも、理念やミッションを常日頃から口にしていない
私の経験上からの意見ですので「違う」という方は、ご勘弁を。
また、「立場」でいうのなら「2代目経営者」の口から
出てくることは、少ないと思います。
特に、社長就任間もないころは、言葉が出てこないことが多いです。
更に言うと、先代と「親子関係」の方が
スルッと言葉が出てこないことが多いかもしれません。
親子間で事業承継なさった方、
よかったら、「理念やミッションは何だ」と聞いてみて下さい。
もちろん逆質問されることを覚悟してくださいね。
何を隠そう、私も2代目(個人事業主時代も含めると3代目)
恥ずかしながら、先代(父親)から理念やミッションなんて
聞いたことはありませんでしたし、
壁に「いい言葉」が貼ってありましたが
どれが先代の想いなのか、わかりませんでした。
もちろん、聞いたこともありませんでした。
これを「甘え」と言われれば、そうかもしれません。
しかし、このような現象は間違いなく
「双方が甘えている」と私は思います。
そうです。
「言わなくても、わかる(伝わる)だろう」
「どこか、恥ずかしいような・・・」
こんな感じ、ありませんか?
こういったことが「理念の浸透」の妨げとなっている一因にあり、
結局は、理念やミッションが「絵に描いた餅」となってしまい
会社の成長エンジンが上手く回らない根本原因となっていると思います。
では、具体的にどのようなことを進めていけばよいのか
自戒の念も含めて、普段私が現場で行なっていることを
ご紹介いたします。
昨年の3月に先代が亡くなったことをきっかけに
私の中で渦巻いた不安みたいなものに対して
どう解決の道筋をつけたのかを書いていきます。
1. 経営者自身が理念の重要性を腹落ちしておらず、本気で取り組んでいない
こんなこと言うと生意気に聞こえるかもしれませんが
「こうなりたい」「こうありたい」「ここに(目標やゴール)行くんだ」
理念やビジョンを平たく言えば、
こんな感じではないでしょうか?
カッコいい言葉じゃなくてもいいんです。
こんなところから、スタートしてみましょう。
その上で、出てきた言葉を「誰かに」ぶつけてみてください。
可能であれば、私たち「キャッシュフローコーチ」のように
「壁打ちの壁」となり、社長の頭の整理を手伝ってくれる
人間を探してください。
ある時突然「あ!」と電撃的に「カッコいい言葉」が
みつかるはずです。
ここまでくれば、十分に腹落ちもしているはずですし
あとは体に浸み込ませるつもりで毎日「意識」すれば
行動や判断基準にも、一本筋が通るようになるはずです。
経験上、私が壁となり、一緒に言語化する作業を
月1回行うと、3か月程度の時間がかかると思います。
2. 社員が日々の行動に落とし込めるほど、理念が具体的になっていない
社員さんの日々の行動指針となるためには
当然ですが、社員さんに理解、いや、覚えてもらっていなければなりません。
だからこそ、カッコいい言葉や難しい言葉は避けるべきです。
よく、朝礼の際に、みんなで復唱なんてことありますが
まずは、社長が常に1本筋の通った言動を見せることが大切です。
その上で、社員さん一人一人に、ご自身の想いを伝える行動が
必要になります。
残念ながら「根性や気合」という時代ではない以上
折を見て、少しづづ、回数を多く「夢」を語るべきです。
その夢の実現のために、「この会社は、こう進むんだ」と
話しかけてみてください。
この部分は、社員数にもよりますが
「年単位」の時間が必要になります。
社長から社員へのニュースレターの活用などにより
可能な限り早く浸透させる工夫も必要です。
3. そもそも、理念やミッションを常日頃から口にしていない
アメリカを代表する企業である
「GE」でCEOを務めたジャック・ウェルチ氏も
「経営者の役割というのは、ミッションやビジョンを、
吐きそうになるくらい言い続けることなのだ 」と言っていたそうです。
すさまじい労力が必要に感じますが、
大丈夫です。永遠に言い続けることはありません。
あなたの会社の社員さんなら、1~2年のうちに
自分の行動指針や判断基準として受け止め
日々「自発的に」動き始めるはずです。
企業の成長はもちろん人事戦略にも
理念は全社員の羅針盤となり、自律的な行動と成長を促進します。
その結果、社員の自信と定着率が向上し、
企業の成長へと繋がる好循環が生まれます。
そして、理念浸透を加速させるためには、
人事戦略との連携が欠かせません。
たとえば、採用の段階では「共に未来を創造していく仲間」を
見つけ出すことにつながりますし
目的や目標がみんな一緒という組織になれば
「人財」の定着率も向上します。
評価・登用においても、理念に基づいた評価基準を明確化することで、
社員一人ひとりの成長を促し、
理念に基づいた行動を強化していくことができます。
いかがでしたか。
「理念で飯は食えません」が、理念がなければ組織は成り立ちません。
本年は「理念作成・浸透」を経営の最重要課題に据え、
人事戦略と連動した取り組みを強化してみてはいかがでしょうか。
それが、変化の激しい時代を生き抜き、
持続的な成長を遂げるための、確固たる土台となるはずです。
「何があってブレないぞ!動くもんか!」
(いいから、帰るよ!)
2024.12.26

これが今年最後のブログとなります。
読者の皆様、今年1年間、ブログをお読みいただき
ありがとうございました。
来年も、皆様のお役に立つブログを書いていきますので
引き続きよろしくお願いします。
私は「もう2度と、会社を破産させ落ち込んだ社長の顔を見たくない」
という思いから、財務の勉強を始め、5年以上前から、
大阪・仙台、来年は予定段階ですが東京の先生のところへ
教えを請いに行っています。
大阪の先生は「企業の再生や破産防止」が得意な元銀行員
仙台の先生は「社長の夢実現を、お金(財務)とビジョンの面から実現する」
日本トップクラスの独立系コンサルタント
東京の先生は「中小企業を元気にし、日本経済の発展に寄与する」という理念の元
「継続貢献し続ける」人間を世に送り出している
元金融庁の人まで賛同し協力してくれている塾長
いずれの先生も「突き抜けている」人たちで
私にとっては「神様レベル」なのです。
幸運にも、そういった方々や、その教え子の方々の
仲間に入れていただけただけでも幸せな上に
質問や困ったことがあると「即座に、惜しみなく、全てを」
教えていただけるという、環境を今年一年で築くことができた。
私にとって、環境も知識も意識も大きな転機となった1年でした。
恐らく、来年も圧倒的な体験ができる年になると思うと、ワクワクが止まらない。
来年は、「アウトプット」に力を入れたいと思っています。
というのも、今日の新聞に、私の住む町の、とある企業の破産の記事が出ていた。
直接は知らないし、ましてやクライアント先でもないのだが
この年の瀬と相まって、心が痛む。
クリスマスも正月も、きっと大変苦しい中、過ごしたのだろうと思う。
コロナ以降、中小企業を取り巻く環境は激変している。
会社の経営、とりわけ「お金(財務)」に関して
日本の学校では、MBAなどでない限り教えてくれない。
よって、多くの中小企業の社長さんは、
「無勉強のまま」社長になってしまうのが現実。
ならば、「知れば防げた」破産は、たくさんあったはずだ。
その代表が「黒字倒産」
実に倒産企業の、ほぼ5割が黒字倒産なのが事実。
大変申し訳ないが、黒字倒産の企業にも、
税理士の先生は顧問として付いていたはずだ。
なにも「税理士の先生、何やってんだ!」
ということを言いたいのではない。
「税理士は税の専門家」であり「お金(財務)の専門家」ではないことを
中小企業の社長さんが理解していないことが問題なのである。
事実、税理士試験に「財務諸表論」こそあれど
経営に資する意味での「財務」という科目はない。
確かに、税理士の先生でも財務を勉強し顧問先にアドバイス
している先生もいらっしゃるが、中小企業の社長の経営判断に役立つような
アドバイスまでできている先生は、同業者である税理士に聞いても
「ごく一部」とおっしゃられる。
また、「税務と財務」は、ほとんどの中小企業の場合
実は、相反するものと言える。
中小企業で税務といえば、頭に浮かぶのは「節税」だと思う。
しかし、財務体質を強くするには、
「内部留保」をある一定の目安を超えるまでは
節税している場合ではないというのが現実です。
もちろん、社員への決算賞与や役員への賞与を使った
前向きな節税はありますが、
多くの場合は「やらない方がいい」節税となっているのが多いのが現実です。
では、なぜ内部留保を厚くし、強い企業にしなければいけないのでしょうか?
答えは1つです。
そう「会社を破産させない」「破産から遠ざけるため」です。
私は、社長が目指す「ビジョン」を言語化するお手伝いをしていますが
「ビジョン」や「目標」は、たとえどんなものであれ
社長が100人いれば100通りあって構わないと思いますが、
私が知る限り、社長が何万人いても共通している
「たどり着きたくないゴール」は「破産」だと思います。
そして、私の財務コンサルタントのスタート地点も同じです。
ここまで、私の「想い」を読んで下さり、ありがとうございます。
お礼といってはなんですが、破産から遠ざかる、もしくは
どれくらい破産から距離が離れているかを検証するキーポイントをお知らせします。
チェックするところは2点
1. 現預金残高
2. 自己資本金額
ブログには書けませんが、
現預金には全てのではありませんが「定期積金」は含めないでください。
そのうえで、現預金が
① 月商の3~6か月分
② 固定費の6か月分
上記のいずれかを最低限として目指しましょう。
もちろん、この水準を超えていても、なんら問題はありません。
「資金効率が悪い」などとおっしゃる方もいるかもしれませんが
それは上場企業の話です。
中小企業の株主は、多くの場合、社長が過半数以上を握っていますから
だれに文句をいわれることはないはずです。
しかし、現金がショートしたのなら、社員、取引先、銀行、家族から
文句や苦情の嵐となります。
コロナの流行時を忘れないでください。
それまでは「売上0」なんてあり得ないと思っていたはずです。
しかし、現実に「売上0」になった会社はたくさんあったのです。
たとえ、売り上げ0でも、数か月間から1年間は耐えられる
財務体質、財務の強い会社に「平時の今」なっておかなければ
必ず再び訪れるピンチの際に対応できなくなってしまいます。
次に、自己資本額ですが、
よく「自己資金比率」という言葉を耳にすると思います。
残念ながら自己資本比率は、中小企業において
ほぼ役に立たない指標だと覚えてください。
融資の際に銀行さんは気にすると言われていますが、
銀行の基準を上回っている中小企業は少ないのが現実です。
それでも、融資が実行されていますから、神経を使うところではありません。
それよりも大切なのは「額」です。
理由は1つ
「会社は「額」で破産し「率」では破産しない」からです。
自己資本額を超える負債を抱えると会社は「債務超過」となります。
債務超過は、その瞬間に破産というわけではありませんが
銀行からの新たな融資は大変難しくなります。
となると、出血(赤字)を止めない限り、資金はひたすら流出し
やがては、底をつきます。
また、新たな設備投資などもできなくなりますから
企業活動も大幅に制限されることとなります。
つまりは、「破産のはじまり」と言えます。
また、「率」を気にすると企業活動が委縮しかねません。
「率」は、借金をしなければ、簡単に上がります。
しかし、借金をし、そのお金で商売を回し利益を得るのが
中小企業のスタイルですから、基本的に借金をしなければ
企業の成長は大幅に遅くなります。
聞いたことあると思います
「レバレッジ(てこの原理)を効かす」というやつです。
上記の理由により大切なのは「額」であることが
おわかりいただけたかと思います。
是非、この記事を参考にして、強い財務体質の会社を目指してください。
さて、今年最後のブログとなりましたが
みなさんのお役に立てましたでしょうか?
来年も、地域はもちろん、「日本中の中小企業を元気にしたい」
この想いをより強く持ち、全力で中小企業を応援していきます!
どうぞ、よろしくお願いします!
来年もよろしくお願いします!
チョットだけですが「幸運のお裾分け」です
「ハートのピノ」と「クローバーのトレー」
2024.12.23

多くの業界で依然として価格競争が続いています。
しかし、この安売り合戦には大きな落とし穴があります。
それは、
最終的な勝者は、規模の経済を活かせる大手企業1社のみとなることです。
現実的には、法律の問題もあり「1業種1社」とはなりませんが
最後の最後まで、戦ったのならば、勝ち残るのは必ず1社となります。
ですので、中小企業が生き残るためには、
安売り競争から抜け出し、独自の戦略で戦う必要があります。
では、中小企業はどのように競争優位性を確立すべきでしょうか。
ここでは、私自身が抱える悩みを基にした具体例を交えながら、
中小企業が取り組むべき3つの戦略について考えてみましょう。
なぜ「安売り合戦」に巻き込まれてはいけないのか?
「少しでも安く」という顧客心理は当然ですが、
良い意味で、「安売り」の世界に参入すると
一時的な売上アップにつながるかもしれませんが
長期的な視点で見ると、それは衰退への道を辿る危険な賭けとなります。
なぜなら、安売り合戦に参加するということは、
価格競争という泥沼に自ら飛び込むようなものだからです。
資金力のある大企業は、多少の赤字を出しながらも、
体力の限界を迎えた競合他社が撤退するまで、
延々と価格競争を続けることができます。
しかし、中小企業には、大企業のような体力はありません。
価格競争に巻き込まれれば、利益を圧迫され、
最終的には、事業の継続すら危ぶまれる可能性があります。
成功する差別化戦略の3つの柱
では、私たち中小企業はどのような戦略を取るべきでしょうか?
1. 差別化
差別化とは、自社の商品やサービスを他社と明確に区別し、
独自の価値を提供することです。
差別化することで、競争市場でのユニークなポジションを築き、
他社が簡単には模倣できない強みを持つことが重要です。
例えば、顧客の特定のニーズに応じた機能など、
顧客にとって特別な価値を提供することが差別化の一例です。
これにより、価格だけに頼らずとも選ばれる商品やサービスを実現できます。
2. 付加価値
付加価値とは、商品やサービスが提供する基本的な機能以上に、
顧客にとって有益な追加の価値です。
例えば、車のシートに特殊加工を施すことで犬の毛が絡みにくくし、
掃除を容易にするといった追加の利便性を提供することが挙げられます。
付加価値を提供することで、顧客は他社製品では得られない
特別なメリットを享受でき、価格競争から一線を画することが可能です。
また、高付加価値になればなるほど、販売価格を高めに設定でき
多くの利益を稼ぎ出すことも可能になります。
3. 伝える力
日本人のビジネスマンは、これが「弱い」
もしくは「伝えていない」ことが非常に多いと言われています。
伝える力は、単なる商品の特徴を伝えるだけでなく、
顧客がその商品を手にすることでどんな問題が解決され、
どんな未来が待っているかを効果的に訴求する能力です。
具体的な未来のビジョンを顧客に描かせることで、
製品説明を超えた感情的な共鳴を得ることができます。
(「そうそう! それなのよ」ってやつです)
顧客は単に商品を手にすることが目的ではなく、
その商品によって得られる「明るい未来」や「楽しい未来」
もしくは、「困った」が解消された未来を購入するのです。
また、自社の独自性は積極的にアピールしましょう。
「他社にはなく自社にあるもの」「製品・商品に込めた想い」は勿論
1個人として言うべきこととしては
「なぜ、この仕事をしているのか」
「この仕事を通じて、社会にどんな影響を与え
どんな貢献をしたいのか」を話しましょう。
このように単に商品の説明が上手いだけではなく
そこに存在する「商品に込められた想いやバックグラウンド」を
伝えることは、商品選定時の消費者に大きな影響を与えます。
車の販売における具体例
実は私自身、そろそろ車を買い替えようと考えています。
どのように営業されたら、「ググっと」心が動くかなと考えてみました。
私が、「営業マン」なら、まずは今の車が抱える問題点から聞いていきます。
「こんにちは。お車をご検討なされているようですが
今乗られているお車で、何か不都合等ございましたか?」
「私は、大型犬と3人家族で大型犬と暮らしています。
普段から犬を連れて旅行やドライブに出かけますが、
車内のラゲッジスペースや犬の毛の掃除の手間に悩んでいます。」
こんな硬くは話しませんが、こんな感じからスタートします。
このように、相手の「困り事」をリサーチした上で、こう提案します。
「こちらの車は、ご家族3人がゆったりとくつろげるスペースがあり、
大型の荷物を積むことができるラゲッジスペースも確保されています。
加えてシートに当社独自の特殊な加工をしていますので
犬の毛がシートに絡まりにくく、掃除機一つで簡単に清掃ができます。
これにより、煩わしい掃除から解放され、
ご家族との楽しい思い出作りに集中できるでしょう。
車は、走る・止まる・曲がるの基本性能は勿論大切ですが
家族との大切な思い出作りをお手伝いできる商品ですので
納得できるまで、ごゆっくり検討いただければと思います。
実は、私も犬を連れて、旅行に行くもので
犬の毛の問題で困っていました。
今は、その問題も解消され、快適なカーライフを過ごしています。
掃除の仕方など、お教えしますので、お気軽に声をかけてください」
実際にこんな車があるのかどうか、わかりませんし
こんな堅苦しくは話しませんが
このように「差別化」「付加価値」「伝える力」を組み合わせることで、
私の困り事を解決しつつ、家族との楽しい未来を予感させられたら
少なくとも「候補の1つ」には入ると思います。
その結果、単なる安売り競争から抜け出し、競争力を高めることができます。
価格競争から脱却し、持続可能な事業を展開するためには、
明確な差別化戦略が不可欠です。
顧客の課題を深く理解し、その解決策を提供することで、
価格以外の価値を創造することができます。
重要なのは、単なる商品やサービスの提供ではなく、
顧客の「より良い未来」を提案し
商品・サービスを購入した「結果」にスポットを当てることです。
そのためには、「差別化」・「付加価値」・「伝える力」の
3要素を効果的に組み合わせることが重要です。
自社の強みを活かした差別化戦略を実践することで、
大手企業との価格競争を避け、
独自の市場ポジションを確立することが可能となります。
最後になりますが、上記のような話をさせていただくと
高確率で、出てくる返答があります。
「言ってることはわかるけど、そんな強みや想いなんて
考えたこともないし、あるのかどうかも、わからないよ」
そんな時は、「壁打ちの壁」になってくれる人を探してください。
社内でも家庭内でも、いいと思います。
「そんな人間は、いないな・・・」という方は
私たち「キャッシュフローコーチ」にお声がけ下さい。
頭の整理をし、自身が気づいていない強みの発見などを
お手伝いできるように日々訓練しています。
お気軽に、ご相談下さい。
私の旅行の時の荷物は、これだけです
2024.09.26

表題の通りなのですが
先日、旧ブログで、お知らせいたしました「ブログの引っ越し」
本日、無事に完了いたしました。
まだ、使い方が慣れていませんが、頑張って覚えていきます。
まずは、Googleさんの事情?により、日の目を見なかったブログを
リライトした上で、載せていこうと思います。
少しでも、多くの読者の方に見ていただき、経営や財務・資金繰りと
「必要なのは、わかっているけど、難しくて~・・・」となかなか手を付けられなかった経営者の方々や
「次期経営者」「幹部候補生」の方々に、ぜひ読んでいただきたいと思います。
理由は1つ
私のブログを読めば、「誰でもわかるようになるから」
なぜ、そう断言できるのか
私自身、経営に関わる数字や、どうすれば利益が2~3倍になるかなんて
全く知らない、考えたこともない「ドンブリ経営者」だったのが、
「無免許ライダーにもかかわらず、たった3年間で、内部留保を2倍以上」にできた。
そのノウハウを紙面でお伝えできることは、全て、お伝えするからです。
もちろん、無料相談をはじめ、「社長の伴走者」として
「となりに寄り添った」コンサルティングサービスも
ご提供しておりますが、「無免許の保険屋に何ができるって」と思われた方
「保険を売ることを目的としない保険屋」の「本気の中小企業支援」の一端をご覧ください。
「先が見通せず、常に漠然とした不安を抱えるストレス」
「判断基準がないので、納得の決断ができないストレス」
「社員との立場の違いからくる危機感のズレによるストレス」
などに、体力・知力・時間を消耗し、一番注力すべき本業に、
社長の時間とエネルギーの半分も投入できていない。
こんな思いを、後継者や幹部候補にしてもらいたくないという方
一緒に勉強し、自信をもって前に進んでいきましょう。
そのための一助に、「俺はなる!!!」