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「損をしない生命保険の選び方──必要保障額の考え方から保険料を抑えるコツまで」(個人保険編)
2025.05.01
さて、世の中はゴールデンウィークということで
世の中が停滞気味と思いますので
本日は、「個人の生命保険」に関する記事にします。
せっかくの休みですので、多くの方が抱く
生命保険に対する疑問にお答えできればと思います。
■ 目次
1. 生命保険が必要な理由
2. 生命保険の必要保障額はどう考える?
2-1. 一般的な目安
2-2. ライフスタイル別のポイント
3. 損をしないための保険の選び方
3-1. 「保障」と「貯蓄」を分けて考える
3-2. ネット保険や共済も検討する
4. 保険料を抑えるためのコツ
1.生命保険が必要な理由
生命保険は、万が一のときに
残された家族の生活を支える大切な手段です。
しかし、「保険料が高すぎないか」
「どのくらいの保障額が必要なのか」
「自分に合った商品がわからない」
という悩みを持つ人も多いのではないでしょうか。
とはいえ、
「配偶者や子供がいるから」
という「責任感」から当たり前のように契約している
「大人になったら、当たり前なのかな」
という「素直な常識派」などの理由で
契約している方がほとんどではないでしょうか?
まったく、悪くありません。そうであっても無保険よりは
遥かによいと思います。
一応、生命保険で備えられる主なリスク(個人編)を
書き出すと
・死亡や疾病等による収入減少や高額な治療費への備え
・子どもの学費や習い事など教育の継続への備え
・住宅ローンや各種ローンの返済
・葬儀費用
一般的には、こんな感じではないでしょうか。
最近はよく「投資」と対比して語られることが
多くなりましたが、万が一の際「必要額」を
今すぐ満たす必要がある人なら
投資の前にまずは生命保険の手当をすべきです。
例外として、「大金持ち」は存在しますが
そんな方はみなさん「相続対策」で生命保険を
活用なさっていると思います。
つまり、お金があってもなくても
多くの方は生命保険を上手に活用すべきなのです。
2. 生命保険の必要保障額はどう考える?
多くの方が、「必要保障額」を考える際に
「こんなもんかな?」や
「負担できる保険料」から導いているのでは
ないでしょうか?
もちろん、保険を継続できなければなりませんので
保険を考えるうえで、保険料は大切です。
とはいえ、普段はXLサイズの服を着ている人が
いきなりSSサイズを選ばないように
生命保険も「サイズ」が重要です。
では、どのように考えるとよいのか考えてみましょう。
2-1. 一般的な目安
生命保険の必要額は、以下のような要素から大まかに計算できます。
(1) 残された家族が必要とする生活費
(2) 子どもの学費・養育費
(3) ローンの返済額
(4) 葬儀費用や諸経費
(5)現預金額や遺族年金などの社会保障制度
ただし、正確な金額は家族構成・収入・将来設計・ローンの残高
によって大きく変わります。
では、一般の方が、どのようにして計算すれば
よいのでしょうか?
プロのFPに、算出してもらうのもいいですし
保険募集人に算出してもらうのもいいでしょう。
前者は、費用が掛かりますが、フラットな目でみた
結果を提示してもらえると思います。
後者は、使用するソフトが保険会社が作成したものならば
ごく一般的な目の粗い結果、もしくは、
どうしても保険会社の意向が入ってしまうことが多くなります。
「せっかくの休みで時間もあるし、ならば自力で」
とお考えの方に、お勧めのサイトを2つご紹介します。
難易度は多少違いますので
ご自身に合ったものを選んで使ってください。
・金融広報中央委員会(知るぽると)
ライフプランシミュレーションをしてみよう! ― ライフプランシミュレーション 生活設計診断|知るぽると
・日本FP協会(家計管理ツール)
便利ツールで家計をチェック | 日本FP協会
家計簿程度のお金の感覚があれば、算出可能です。
しかし、「将来どうしたいのか?」
おぼろげでも、これを決めてなければなりません。
参考にしてください。
https://sato-insurance.jp/blog/313/
2-2. ライフスタイル別のポイント
簡単に、ポイントのみ書きます
・単身者の場合(子供なし)
└ 生活費や養育費の心配が小さいため、
高額な死亡保障は必要ないケースが多い
└ 葬儀費用や万一のときの整理資金として
最低限の保障を考慮
・ファミリー(子どもあり)の場合
└ 配偶者の生活費と子どもの学費を最優先に考える
└ 夫婦共働きなら互いの収入も踏まえ、
過度に大きい保険にならないよう注意
ただし、「安定した雇用体系」が前提
・セカンドライフ世代の場合
└ 住宅ローンが完済しているか、
子どもの独立は済んでいるかで
必要保障額が変わる
└ 医療保障も含めて見直すことで保険料を抑えられる場合がある
3. 損をしないための保険の選び方
私を含め、だれもが損はしたくないはず。
とはいえ、「保険のことはよくわからない」
そんな方の保険選びのコツとその注意点を。
3-1. 「保障」と「貯蓄」を分けて考える
「掛け捨てはもったいない」
日本人が生命保険に持つ考え方の代表格の1つです。
確かに、金利が高かった時代は
それでもよかったのかもしれませんが
そんな時代は、もう二度と来ないと考えましょう。
ゆえに、「保険で保障も貯蓄も」なんて考えは
いますぐ捨ててしまいましょう。
保険は「保障」を買う商品
貯蓄は「貯金」や「投資」商品を買いましょう
3-2. ネット保険や共済も検討する
CMでも、ネットの保険や共済は
めちゃめちゃ安いような印象を受けます。
一般的にも
ひらがな生保(大手)>カタカナ生保(代理店販売)>ネット・共済
の順に、保険料が安くなっています。
ただし、注意点があります。
大前提として
よく耳にする「保険は、よくわからない」という方は
避けた方が無難でしょう。
保険の内容・必要保険金額・保証期間の長短
最低限これくらいは、自分で判断できないと
どんな契約が自分にフィットするのか
判断を付けることができないからです。
例えば
子供を大学卒業させたい希望があるのならば
数千万の貯金もしくは、死亡保険金が
用意されていなければ、その希望を叶えるには
残された人間は、大変な困難を伴いますよね。
さらに、子供が2歳だったら、
教育費のみならず、生活費を含めたその先20年間分程度の
保障期間があった方が、安心ですよね。
また、ガン保険や成人病に関しても
「上皮内癌」の保障の有無や
「心疾患」と「急性心筋梗塞」
「脳血管疾患」と「脳卒中」の違いを知らずに契約すると
保障の対象外となる場合がありますので
十分な注意と理解が必要です。
以上のような理由により
「保険はよくわからん」という人は
プロから話を聞いたうえで保険選びをしましょう。
たった、数百円、数千円の違いで
「肝心な時に保険が切れている」
「保険金がもらえなかった」
こんなこと、避けたいですよね。
4. 保険料を抑えるためのコツ
物価高の昨今
「無駄を少しでもさけて、保険料を安くしたい」
当然、そう思いますよね。
かといって、必要なものは必要。
ここでは、保険料の無駄を省くために
だれもが実行できることを紹介します。
・喫煙や健康状態を改善する
大変かもしれませんが、タバコをやめて一定期間経つと
多くの場合、生命保険料は、大幅に安くなります。
また、日々の体調や体型管理(BMI)をすることも
保険料の低減につながります。
・加入時期を検討する
ご存じのように、生命保険料は若ければ若いほど
安くなります。ただし、更新時や見直しの際には
その時の年齢で保険料が再計算されるため
保険料は上がってしまいます。
「若いうちに入れば安い」は、ウソではありませんが
一生涯の負担保険料で考えると
必ずしも安く済むとは限りません。
・定期的な保険の見直し
先ほど書いたことと矛盾するように聞こえますが
ここでいう見直しとは
「無駄」や「不必要な保険金額や期間」
「過度な特約の付保」などを省こうということです。
ライフステージの変化(結婚、子どもの誕生、住宅購入など)
ごとに検討するとよいでしょう。
以上のようなことを参考に
あなたの生命保険、見直してみませんか?
きっと、「財布にやさしい生命保険」にたどり着けます。
<注意>
本記事は一般的な情報提供を目的としています。
実際に保険を検討する際は、
最新の情報やご自身のライフプランや
家計状況を確認しながら慎重に判断してください。
楽しいゴールデンウィークをおすごしくださ~い
-
「保険募集の常識を疑う – 保険を考える際の本当のスタートラインとは」(個人保険編)
2025.02.14
今回は、法人の財務の話はお休みしまして
「個人契約」の生命保険について
私の考える「契約前に考えてほしいこと」を
書いてみようと思います。
では、スタート
世の中にたくさんの生命保険に関するウェブサイトが
ありますよね。
様々な保険種類の説明があったり
「こんな時に役立ちます」 「こんな心配ありませんか」
みたいな、お悩み相談してくれるサイト
必要補償額の考え方を書いているサイト
見直しのポイントを教えてくれるサイト など
どれも、理路整然と考え方や論理を書いていて
まさに「おっしゃる通り」なものばかりです。
一応私も、そのようなことも書けますが
ほとんどのサイトが、保険を検討している方や
見直そうとしている方が立っている「スタートライン」より
30mくらい先の話をしているように私は感じます。
ですので、今回は、スタートラインの話をしたいと思います。
「生命保険」を「保険料」と「保険金」から見てみよう
加入率が下がってきているとはいえ
日本人の生命保険加入率は非常に高い。
日本の影響ということはないだろうが
アジアの国々は、欧米にくらべ加入率が高いそうだ。
理由は、わからないが、心配性な人が多いのかもしれない。
しかし、日本は新入社員以外の収入は実質減収だからこそ
生命保険のような「高額商品」を買う時には
十分な吟味をしてほしい。
では、どれくらい「高額商品」なのか計算してみよう。
Aさんが「25歳から65歳までの40年間」の間
「月々20000円(40年間平均して)を支払ったら」
一体いくら支払うことになるでしょうか?
20000✖40✖12=9,600,000円
約1000万円のお金を支払うことになります。
かなりの高額商品ですよね。
次に保険金から見てみましょう。
40代で亡くなった方の受取保険金は約3000万と高く
全世代平均では1300万程度となっています。
生命保険は、宝くじではないので、「あたり」や「はずれ」
という概念では考えてはいけませんが
上記のAさんのように、1000万円支払って
その支払った額より少ない死亡保険金を貰った人たちの割合は
「48.4%」(死亡保険金1000万円以下だった人の割合)
((公財)生命保険文化センター「平成30年度年度 生命保険に関する全国実態調査」より出典
約半分の人たちが支払った額より少ない金額を受け取っています。
「これだから、生命保険はいらない」
いえいえ、そんなことありません。
確かに、独身の方なら、最低限の保障(葬式代や死後整理代)で
十分だと思いますし、それに見合う「現金」を持っていれば
死亡保険は必要ありません。
もちろん、多額の財産があり、相続税がかかる人は別です。
しかし、結婚や起業を目指すなら、お金を貯める必要もあるでしょう。
そのために、「今は生命保険にお金は使わない」も
選択肢の1つかもしれませんね。
いずれにしても、今後の人生をどのように送りたいのかを考えて
ライフプランを立てる必要があります。
しかし、40代で配偶者・子供がいるとなると話は全く変わります。
上記に「40代なら3000万位の死亡保険金」と書きましたが
配偶者と子供の年齢にもよりますが
私自身の家庭で考えると、40代の時は、子供が小学生でしたので
「3000万の死亡保険金」なんかじゃ全然足りません。
「配偶者も働けばなんとか」とおっしゃる方もいますが
その考えは「捕らぬ狸の皮算用」ですよ。
働いたとしても、いくら稼げるのかわかりませんから
そんな皮算用を人生設計の中に入れてライフプランを設計するなんて
あり得ない話だと思います。
しかし、高額の死亡保障が必要な年代であったとしても
数億円の現金があれば、やはり「生命保険なんていらない」
という選択肢も選べます。
では、65歳の方だったらどうでしょう。
仕事も退職し、子供も巣立ったとしましょう。
いわゆる「夫婦ふたりの老後生活」です。
一時、国から老後生活には「2000万円が必要」と発表がありましたが
つい最近のテレビでは、1500万だの、0円だのとおっしゃられる
有識者が出ていましたね。
私ならこう答えます。「全く、わかりません」
私の家庭で考えると、というか私の考えや思い、夢を考えると
2000万なんかじゃ全然たりません。
贅沢をしたいわけではありません。
やりたいことがたくさんあるのです。
やはり、ここでも必要なのは「保険は何を選べは?」ではなく
「老後の生活は、どうしたいの?」からスタートした
ライフプランを作ることとなります。
では、「医療保険」はどうでしょう。
ここに関しては、FPや保険募集人の中でも
意見が分かれるところだと思います。
私は「いらない派」です。
でも、自分や家族はみんな、医療保険やガン保険に入っています。
加入している理由は
1. 高額療養費制度を使っても発生してしまう自己負担分
2. 個室が空いてたら、個室に入りたいな~という夢の実現
3. 妻や娘が、大病した場合、出来る限りの治療を受けさせたいから
4. 今のところ、私は借金の保証人ではないから
4に関しては、多くの保険募集人や保険会社の人間はじめ
税理士さんなども、多くの方が間違ってしまう
法律が絡むことなので、今回は割愛します。
1に関しては、国が患者負担分を増やすといってますが
現在、ガン患者さんなどの激しい抗議を受けて
修正中のようです。
普段私は、この「自己負担分と医療保険」の考え方として
こんなことを、お話させていただいてます。
「今、ご家庭の財布(口座)から、10万円を支払ったら
明日から、ご飯が食べれなくなりますか?」
今まで、「はい、食べられません」と答えた方はいません。
上記の、ガンと戦っている方々のように、毎月10万円かかるのなら
話は別ですが、普通の方は入院なんて、
何年、何十年に1度程度だと思います。
その時に、10万円を負担できれば、通常の治療は可能となります。
そう考えると、治療さえできればいいと考えるのなら
医療保険への加入、いや、もっと平たく言います。
「医療保険を買う」という優先順位は低いと言えます。
お金で表すとこうです。
「医療保険の月額保険料が5000円」
5000✖12=60000円
60000✖2年間=120000円
数字だけ見れば、
頑張って「2年に1度」の入院をしてトントン。
確かに病気がいつ発症するかわかりませんが
入院する確率を考えると、保険料を貯金しておけば
通常の治療はもちろん、保険適用外の治療や
差額ベッド代だって、十分支払える可能性は低くないと思います。
医療保険は、必要性や用途によって
保険金額や特約などを選ぶ必要性があります。
ましてや、「買わないで貯金する」という選択肢さえあります。
自分はどうしたいか、家族にはどうしたいのかなど
ライフプランを立ててから、買うものを決めましょう。
さて、そろそろまとめに入ります。
このブログをここまで読んでいただいた方は
もうお気づきになっていますよね。
何度も同じ言葉が出てきていることに。
そう、保険を選んだり検討する前に
「自分はどうしたいのか」
自分がいなくなった後「家族には、どうなってもらいたいのか」
などの「想い」を整理して、その想いを実現するために必要な
「お金の裏付け」をつけていく。
そこで足りない「お金」を生命保険でカバーしていく。
「この保険、今の自分に合っているのかな?」の相談に
保険種類の変更や契約の付け替えで対処するのは間違いです。
「ライフプラン」に生命保険を合わせる。
当たり前のことなんですが、この順番で保険を設計してくれる
保険募集人は非常に少ないのが現実です。
読者の皆さんは是非、「当たり前ができる」保険募集人と
出会ってください。
保険会社や色々な保険の中から選ぶよりも
遥かに高い価値を得ることができますよ。
もし、見つからない時は、当社にご連絡いただけると嬉しいです。
zoom 繋ぎますよ! もちろん無料です。
「ライオンのように、強い女になり番犬として家族を守る」
これが私の夢なんです!
(大丈夫 誰も期待してないから。愛玩犬のままでいいよ)
2025.05.01

さて、世の中はゴールデンウィークということで
世の中が停滞気味と思いますので
本日は、「個人の生命保険」に関する記事にします。
せっかくの休みですので、多くの方が抱く
生命保険に対する疑問にお答えできればと思います。
■ 目次
1. 生命保険が必要な理由
2. 生命保険の必要保障額はどう考える?
2-1. 一般的な目安
2-2. ライフスタイル別のポイント
3. 損をしないための保険の選び方
3-1. 「保障」と「貯蓄」を分けて考える
3-2. ネット保険や共済も検討する
4. 保険料を抑えるためのコツ
1.生命保険が必要な理由
生命保険は、万が一のときに
残された家族の生活を支える大切な手段です。
しかし、「保険料が高すぎないか」
「どのくらいの保障額が必要なのか」
「自分に合った商品がわからない」
という悩みを持つ人も多いのではないでしょうか。
とはいえ、
「配偶者や子供がいるから」
という「責任感」から当たり前のように契約している
「大人になったら、当たり前なのかな」
という「素直な常識派」などの理由で
契約している方がほとんどではないでしょうか?
まったく、悪くありません。そうであっても無保険よりは
遥かによいと思います。
一応、生命保険で備えられる主なリスク(個人編)を
書き出すと
・死亡や疾病等による収入減少や高額な治療費への備え
・子どもの学費や習い事など教育の継続への備え
・住宅ローンや各種ローンの返済
・葬儀費用
一般的には、こんな感じではないでしょうか。
最近はよく「投資」と対比して語られることが
多くなりましたが、万が一の際「必要額」を
今すぐ満たす必要がある人なら
投資の前にまずは生命保険の手当をすべきです。
例外として、「大金持ち」は存在しますが
そんな方はみなさん「相続対策」で生命保険を
活用なさっていると思います。
つまり、お金があってもなくても
多くの方は生命保険を上手に活用すべきなのです。
2. 生命保険の必要保障額はどう考える?
多くの方が、「必要保障額」を考える際に
「こんなもんかな?」や
「負担できる保険料」から導いているのでは
ないでしょうか?
もちろん、保険を継続できなければなりませんので
保険を考えるうえで、保険料は大切です。
とはいえ、普段はXLサイズの服を着ている人が
いきなりSSサイズを選ばないように
生命保険も「サイズ」が重要です。
では、どのように考えるとよいのか考えてみましょう。
2-1. 一般的な目安
生命保険の必要額は、以下のような要素から大まかに計算できます。
(1) 残された家族が必要とする生活費
(2) 子どもの学費・養育費
(3) ローンの返済額
(4) 葬儀費用や諸経費
(5)現預金額や遺族年金などの社会保障制度
ただし、正確な金額は家族構成・収入・将来設計・ローンの残高
によって大きく変わります。
では、一般の方が、どのようにして計算すれば
よいのでしょうか?
プロのFPに、算出してもらうのもいいですし
保険募集人に算出してもらうのもいいでしょう。
前者は、費用が掛かりますが、フラットな目でみた
結果を提示してもらえると思います。
後者は、使用するソフトが保険会社が作成したものならば
ごく一般的な目の粗い結果、もしくは、
どうしても保険会社の意向が入ってしまうことが多くなります。
「せっかくの休みで時間もあるし、ならば自力で」
とお考えの方に、お勧めのサイトを2つご紹介します。
難易度は多少違いますので
ご自身に合ったものを選んで使ってください。
・金融広報中央委員会(知るぽると)
ライフプランシミュレーションをしてみよう! ― ライフプランシミュレーション 生活設計診断|知るぽると
・日本FP協会(家計管理ツール)
便利ツールで家計をチェック | 日本FP協会
家計簿程度のお金の感覚があれば、算出可能です。
しかし、「将来どうしたいのか?」
おぼろげでも、これを決めてなければなりません。
参考にしてください。
https://sato-insurance.jp/blog/313/
2-2. ライフスタイル別のポイント
簡単に、ポイントのみ書きます
・単身者の場合(子供なし)
└ 生活費や養育費の心配が小さいため、
高額な死亡保障は必要ないケースが多い
└ 葬儀費用や万一のときの整理資金として
最低限の保障を考慮
・ファミリー(子どもあり)の場合
└ 配偶者の生活費と子どもの学費を最優先に考える
└ 夫婦共働きなら互いの収入も踏まえ、
過度に大きい保険にならないよう注意
ただし、「安定した雇用体系」が前提
・セカンドライフ世代の場合
└ 住宅ローンが完済しているか、
子どもの独立は済んでいるかで
必要保障額が変わる
└ 医療保障も含めて見直すことで保険料を抑えられる場合がある
3. 損をしないための保険の選び方
私を含め、だれもが損はしたくないはず。
とはいえ、「保険のことはよくわからない」
そんな方の保険選びのコツとその注意点を。
3-1. 「保障」と「貯蓄」を分けて考える
「掛け捨てはもったいない」
日本人が生命保険に持つ考え方の代表格の1つです。
確かに、金利が高かった時代は
それでもよかったのかもしれませんが
そんな時代は、もう二度と来ないと考えましょう。
ゆえに、「保険で保障も貯蓄も」なんて考えは
いますぐ捨ててしまいましょう。
保険は「保障」を買う商品
貯蓄は「貯金」や「投資」商品を買いましょう
3-2. ネット保険や共済も検討する
CMでも、ネットの保険や共済は
めちゃめちゃ安いような印象を受けます。
一般的にも
ひらがな生保(大手)>カタカナ生保(代理店販売)>ネット・共済
の順に、保険料が安くなっています。
ただし、注意点があります。
大前提として
よく耳にする「保険は、よくわからない」という方は
避けた方が無難でしょう。
保険の内容・必要保険金額・保証期間の長短
最低限これくらいは、自分で判断できないと
どんな契約が自分にフィットするのか
判断を付けることができないからです。
例えば
子供を大学卒業させたい希望があるのならば
数千万の貯金もしくは、死亡保険金が
用意されていなければ、その希望を叶えるには
残された人間は、大変な困難を伴いますよね。
さらに、子供が2歳だったら、
教育費のみならず、生活費を含めたその先20年間分程度の
保障期間があった方が、安心ですよね。
また、ガン保険や成人病に関しても
「上皮内癌」の保障の有無や
「心疾患」と「急性心筋梗塞」
「脳血管疾患」と「脳卒中」の違いを知らずに契約すると
保障の対象外となる場合がありますので
十分な注意と理解が必要です。
以上のような理由により
「保険はよくわからん」という人は
プロから話を聞いたうえで保険選びをしましょう。
たった、数百円、数千円の違いで
「肝心な時に保険が切れている」
「保険金がもらえなかった」
こんなこと、避けたいですよね。
4. 保険料を抑えるためのコツ
物価高の昨今
「無駄を少しでもさけて、保険料を安くしたい」
当然、そう思いますよね。
かといって、必要なものは必要。
ここでは、保険料の無駄を省くために
だれもが実行できることを紹介します。
・喫煙や健康状態を改善する
大変かもしれませんが、タバコをやめて一定期間経つと
多くの場合、生命保険料は、大幅に安くなります。
また、日々の体調や体型管理(BMI)をすることも
保険料の低減につながります。
・加入時期を検討する
ご存じのように、生命保険料は若ければ若いほど
安くなります。ただし、更新時や見直しの際には
その時の年齢で保険料が再計算されるため
保険料は上がってしまいます。
「若いうちに入れば安い」は、ウソではありませんが
一生涯の負担保険料で考えると
必ずしも安く済むとは限りません。
・定期的な保険の見直し
先ほど書いたことと矛盾するように聞こえますが
ここでいう見直しとは
「無駄」や「不必要な保険金額や期間」
「過度な特約の付保」などを省こうということです。
ライフステージの変化(結婚、子どもの誕生、住宅購入など)
ごとに検討するとよいでしょう。
以上のようなことを参考に
あなたの生命保険、見直してみませんか?
きっと、「財布にやさしい生命保険」にたどり着けます。
<注意>
本記事は一般的な情報提供を目的としています。
実際に保険を検討する際は、
最新の情報やご自身のライフプランや
家計状況を確認しながら慎重に判断してください。
楽しいゴールデンウィークをおすごしくださ~い
2025.02.14

今回は、法人の財務の話はお休みしまして
「個人契約」の生命保険について
私の考える「契約前に考えてほしいこと」を
書いてみようと思います。
では、スタート
世の中にたくさんの生命保険に関するウェブサイトが
ありますよね。
様々な保険種類の説明があったり
「こんな時に役立ちます」 「こんな心配ありませんか」
みたいな、お悩み相談してくれるサイト
必要補償額の考え方を書いているサイト
見直しのポイントを教えてくれるサイト など
どれも、理路整然と考え方や論理を書いていて
まさに「おっしゃる通り」なものばかりです。
一応私も、そのようなことも書けますが
ほとんどのサイトが、保険を検討している方や
見直そうとしている方が立っている「スタートライン」より
30mくらい先の話をしているように私は感じます。
ですので、今回は、スタートラインの話をしたいと思います。
「生命保険」を「保険料」と「保険金」から見てみよう
加入率が下がってきているとはいえ
日本人の生命保険加入率は非常に高い。
日本の影響ということはないだろうが
アジアの国々は、欧米にくらべ加入率が高いそうだ。
理由は、わからないが、心配性な人が多いのかもしれない。
しかし、日本は新入社員以外の収入は実質減収だからこそ
生命保険のような「高額商品」を買う時には
十分な吟味をしてほしい。
では、どれくらい「高額商品」なのか計算してみよう。
Aさんが「25歳から65歳までの40年間」の間
「月々20000円(40年間平均して)を支払ったら」
一体いくら支払うことになるでしょうか?
20000✖40✖12=9,600,000円
約1000万円のお金を支払うことになります。
かなりの高額商品ですよね。
次に保険金から見てみましょう。
40代で亡くなった方の受取保険金は約3000万と高く
全世代平均では1300万程度となっています。
生命保険は、宝くじではないので、「あたり」や「はずれ」
という概念では考えてはいけませんが
上記のAさんのように、1000万円支払って
その支払った額より少ない死亡保険金を貰った人たちの割合は
「48.4%」(死亡保険金1000万円以下だった人の割合)
((公財)生命保険文化センター「平成30年度年度 生命保険に関する全国実態調査」より出典
約半分の人たちが支払った額より少ない金額を受け取っています。
「これだから、生命保険はいらない」
いえいえ、そんなことありません。
確かに、独身の方なら、最低限の保障(葬式代や死後整理代)で
十分だと思いますし、それに見合う「現金」を持っていれば
死亡保険は必要ありません。
もちろん、多額の財産があり、相続税がかかる人は別です。
しかし、結婚や起業を目指すなら、お金を貯める必要もあるでしょう。
そのために、「今は生命保険にお金は使わない」も
選択肢の1つかもしれませんね。
いずれにしても、今後の人生をどのように送りたいのかを考えて
ライフプランを立てる必要があります。
しかし、40代で配偶者・子供がいるとなると話は全く変わります。
上記に「40代なら3000万位の死亡保険金」と書きましたが
配偶者と子供の年齢にもよりますが
私自身の家庭で考えると、40代の時は、子供が小学生でしたので
「3000万の死亡保険金」なんかじゃ全然足りません。
「配偶者も働けばなんとか」とおっしゃる方もいますが
その考えは「捕らぬ狸の皮算用」ですよ。
働いたとしても、いくら稼げるのかわかりませんから
そんな皮算用を人生設計の中に入れてライフプランを設計するなんて
あり得ない話だと思います。
しかし、高額の死亡保障が必要な年代であったとしても
数億円の現金があれば、やはり「生命保険なんていらない」
という選択肢も選べます。
では、65歳の方だったらどうでしょう。
仕事も退職し、子供も巣立ったとしましょう。
いわゆる「夫婦ふたりの老後生活」です。
一時、国から老後生活には「2000万円が必要」と発表がありましたが
つい最近のテレビでは、1500万だの、0円だのとおっしゃられる
有識者が出ていましたね。
私ならこう答えます。「全く、わかりません」
私の家庭で考えると、というか私の考えや思い、夢を考えると
2000万なんかじゃ全然たりません。
贅沢をしたいわけではありません。
やりたいことがたくさんあるのです。
やはり、ここでも必要なのは「保険は何を選べは?」ではなく
「老後の生活は、どうしたいの?」からスタートした
ライフプランを作ることとなります。
では、「医療保険」はどうでしょう。
ここに関しては、FPや保険募集人の中でも
意見が分かれるところだと思います。
私は「いらない派」です。
でも、自分や家族はみんな、医療保険やガン保険に入っています。
加入している理由は
1. 高額療養費制度を使っても発生してしまう自己負担分
2. 個室が空いてたら、個室に入りたいな~という夢の実現
3. 妻や娘が、大病した場合、出来る限りの治療を受けさせたいから
4. 今のところ、私は借金の保証人ではないから
4に関しては、多くの保険募集人や保険会社の人間はじめ
税理士さんなども、多くの方が間違ってしまう
法律が絡むことなので、今回は割愛します。
1に関しては、国が患者負担分を増やすといってますが
現在、ガン患者さんなどの激しい抗議を受けて
修正中のようです。
普段私は、この「自己負担分と医療保険」の考え方として
こんなことを、お話させていただいてます。
「今、ご家庭の財布(口座)から、10万円を支払ったら
明日から、ご飯が食べれなくなりますか?」
今まで、「はい、食べられません」と答えた方はいません。
上記の、ガンと戦っている方々のように、毎月10万円かかるのなら
話は別ですが、普通の方は入院なんて、
何年、何十年に1度程度だと思います。
その時に、10万円を負担できれば、通常の治療は可能となります。
そう考えると、治療さえできればいいと考えるのなら
医療保険への加入、いや、もっと平たく言います。
「医療保険を買う」という優先順位は低いと言えます。
お金で表すとこうです。
「医療保険の月額保険料が5000円」
5000✖12=60000円
60000✖2年間=120000円
数字だけ見れば、
頑張って「2年に1度」の入院をしてトントン。
確かに病気がいつ発症するかわかりませんが
入院する確率を考えると、保険料を貯金しておけば
通常の治療はもちろん、保険適用外の治療や
差額ベッド代だって、十分支払える可能性は低くないと思います。
医療保険は、必要性や用途によって
保険金額や特約などを選ぶ必要性があります。
ましてや、「買わないで貯金する」という選択肢さえあります。
自分はどうしたいか、家族にはどうしたいのかなど
ライフプランを立ててから、買うものを決めましょう。
さて、そろそろまとめに入ります。
このブログをここまで読んでいただいた方は
もうお気づきになっていますよね。
何度も同じ言葉が出てきていることに。
そう、保険を選んだり検討する前に
「自分はどうしたいのか」
自分がいなくなった後「家族には、どうなってもらいたいのか」
などの「想い」を整理して、その想いを実現するために必要な
「お金の裏付け」をつけていく。
そこで足りない「お金」を生命保険でカバーしていく。
「この保険、今の自分に合っているのかな?」の相談に
保険種類の変更や契約の付け替えで対処するのは間違いです。
「ライフプラン」に生命保険を合わせる。
当たり前のことなんですが、この順番で保険を設計してくれる
保険募集人は非常に少ないのが現実です。
読者の皆さんは是非、「当たり前ができる」保険募集人と
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保険会社や色々な保険の中から選ぶよりも
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(大丈夫 誰も期待してないから。愛玩犬のままでいいよ)