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2024.10.08ブログ

社長!確認してください!会社にとって必要な節税戦略とリスク ②

いつもご訪問ありがとうございます。

今日は、世の中で広く言われている「節税」の際のポイントや

誤解されがちな点について、解説していきます。

 

節税の基本: 利益を抑えるだけでは不十分

節税の基本的な考え方は「利益を抑える」ことにあります。

しかし、ここで重要なのは、「キャッシュフローを確保しつつ節税を行う」という視点を忘れてはならない点です。

法人税は「所得」に基づき計算されるため、税負担を抑えるために利益を調整することは有効ですが、

現金(キャッシュ)を失ってしまうような節税策は企業にとって逆効果になりかねません。

しかし、残念ながら「キャッシュアウト」を伴わない節税対策と呼ばれているものは非常に少なく

また、「利益の繰り延べ」にしかなっていない節税対策なるものは大変多く見られます。

 

キャッシュフローを優先する節税の重要性

会社が倒産する最大の理由は「キャッシュが途切れたとき」です。

そのため、節税を考える際に最も重要なことは「キャッシュを一定程度維持しながら、税負担を減らすこと」です。

また、利益を投資などで繰り延べる節税策がありますが、これは長期的な視点で判断する必要があります。

企業経営は、山あり谷ありです。赤字の際にも続けていくべき対策なのか

赤字の際に活用できるリソースとして(赤字の補填)、使えるものなのかなど、あらかじめ確認しておくことが大切です。

 

決算書に表れない隠れた出費に注意

節税を行う際には、決算書上に出てこない「隠れたコスト」にも注意が必要です。

たとえば、借入金の返済や損金算入できない生命保険料などは大きな出費となり得ます。

これらを無視して節税を行うと、結果的にキャッシュが不足し、「自転車操業」に陥るリスクが高まります。

 

 キャッシュを守る節税を

節税策を検討する際には、「利益を抑えるだけ」ではなく、キャッシュフローを守りつつ実行することが不可欠です。

また、節税のタイミングや方法については、経営者が慎重に判断する必要があります。

しっかりとした財務戦略を持ち、企業の成長を促進するための節税を実践しましょう。

 

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