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有限会社佐藤保険事務所

2024.12.02ブログ

【中小企業の利益確保戦略】原価高騰時代を生き抜くための具体的施策

現代の経済環境では、企業は頻繁に「値上げ」

の選択を考慮しなければならない状況に直面しています。

確かに値上げは、顧客離れのリスクもあり、

簡単に決断できるものではありません。

しかし、原材料費や人件費、光熱費の高騰が続く中、

企業が生き残るためには、

もはや「値上げ」は避けて通れない課題となっています。

この記事では、値上げ以外の選択肢が縮小している現実を、

具体的な数字を用いて解説。

さらに、「1%の改善」の積み重ねで

黒字経営を実現する具体的な戦略をご紹介します。

 

まずは、基本の図から

利益の「1000万円」が一体どう動くでしょうか?

 

 

 

このままでは赤字転落!?中小企業を襲う3つの試練

 

試練1:原材料費の高騰

「原材料費(変動費)のみ20%上がった場合」

利益は400万円となり「60%ダウン」

現在の物価上昇を考えると、十分現実的ですよね

 

試練2:固定費の増加

「人件費(固定費)のみ10%上がった場合」

利益は400万円となり「60%ダウン」(偶然の一致です)

現在の人件費の上昇を考えると、こちらも、十分現実的ですよね

 

試練3:これが現在の「現実」

「原材料費(変動費)が20%上がり」「人件費(固定費)が10%上がった場合」

 

利益は▲200万円となり、ついに「赤字転落」

現在の経済状況を考えると、この程度の収支構造の変化は、十分現実的ですよね

「決算をしてみたら赤字」なんていう「ドンブリ経営」だと

この状態に気付けませんね。

節税などにより、「内部留保」もしくは「現金」が少ない企業なら

こんな状態が2~3年続いたら、

銀行からの借入も、ままならなくなりませんか?

当然ながら「債務超過」も現実のものとなりかねません。

 

また、売上のアップは、自助努力だけでは

どうにもならない部分がありますよね。

それでは、経費削減と考えるでしょうが

中小企業は、元々、大企業のように恵まれた福利厚生などが

実施されているわけではないので、こちらも厳しい部分が

多いのではないでしょうか。

なかなか、打つ手が見つからないという状態が

続いているのが現実です。

 

 

とはいえ、泣き言ばかり言っていられません!

ならば「どうするか」

この提案なら、努力次第で可能ではありませんか?

 

売上1%アップ 変動費1%アップ 固定費1%ダウン

いかがでしょうか?

わずか、1%の増減だけで、利益が13%もアップしました。

 

売上1%アップ 固定費1%ダウンで

原材料費(変動費)が10%アップしたとしても

利益は860万円となります。

 

 

「1%改善」の積み重ねが大きな成果を生む

 

「経費削減1%」「売上アップ1%」「値上げ1%」など、

それぞれわずか1%の改善でも、組み合わせることで、

大きな利益を生み出すことが可能になります。

 

例えば…

  • 不要な消耗品の見直しや、業務効率化による残業時間削減など、

小さな経費削減を積み重ねる

  • ターゲットを絞った広告戦略や、顧客満足度向上による

リピート率アップで売上アップを目指す

  • 顧客への丁寧な説明を徹底し、値上げによる価値提供を理解してもらう

 

これらの取り組みは、一見小さな変化に思えるかもしれません。

しかし、継続的に実践することで、企業の収益力向上に大きく貢献します。

 

 

まずはできる「1%改善」から始めよう

 

中小企業にとって、厳しい経営環境が続きますが、

諦める必要はありません。

数字に基づいた冷静な分析と具体的な戦略によって、

必ず活路を見出すことができます。

まずは、できることから「1%改善」に取り組んでみましょう。

 

もしも、「自社でやってみたいが、どうやるのかがわからない」

という経営者の方がいらっしゃいましたら

お気軽に、このページの右上の「問い合わせ」からご連絡ください。

初回相談は無料となっております。

 

 

 

いつもは、「トロい」が、私だって

「やる時はやるんだ!」

(実は、走っても遅いのです・・・)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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