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2025.10.09ブログ

「ゲームの『やめられない』秘密を仕事に取り入れろ! 数字を冒険の味方に変える方法」

忙しいあなたへ「1分で読めるAI要約」

スマホゲームがやめられない理由を経営に活かせないか?

ゲームが人を夢中にさせる4要素:

①明確なゴール ②絶妙な難易度 ③即時フィードバック ④成長の可視化

これらを経営に応用すれば、数字は「敵」から「味方」に変わります。

実践方法:

  • ビジョンを「ラスボス」、目標を「クエスト」として物語化
  • 週次で「獲得経験値」を共有し、小さな勝利を積み重ねる
  • プロセスに裁量を持たせて「自分ごと化」を促進

明日から始める3つのアクション:

  1. A4一枚の「見える化シート」で現在地を把握
  2. 「あと1回」ルールで最小の勝利を積む
  3. 短期報酬でモチベーション維持

経営を「攻略したくなる冒険」に変えることで、リーダーの熱がチームに伝播し、組織全体が活性化します。

 

 

本文

自分や子供たちを見てて思ったのです。

「なぜ、スマホゲームがやめられないのだろう?」

知らず知らずのうちに引き込まれる「没入感」

1円にもならないのに感じる「達成感」

そんな経験、ありませんか?

 

実は、ゲームだけではなく、流行っているテーマパークでも

人を夢中にさせる「仕組み」を取り入れています。

わかっていても、見事にハマってしまい

その結果、長い行列に並ぶことがわかっていても、何度も訪れてしまいます。

ならば、この仕組みを「私自身の仕事」に活かせないかと考え

自身に導入した経験をもとに、本稿を書き進めていこうと思います。

1個人はもちろん、社員さんのモチベーションアップへの手段としても

お使いいただければと思います。

 

 

 

売上報告や月次決算は、本来「羅針盤」であるはずなのに、見るたびに気が重くなる。

ゲームのスコアを見ても、気が重くなることはないですよね?

実はこの差は、面白さを生み出す設計の有無に尽きます。

人を動かす原理原則は、ゲームも経営も同じなのです。

違いは、ゲームは徹底的に「夢中の仕組み」を作り込んでいるのに対し、

経営ではその視点が抜け落ちがちなところです。

ならば、ゲームデザインの思考を経営に移植すれば、

数字は「敵から味方」に、日々の業務は「攻略したくなる冒険」へと変えることができるはずです。

 

夢中を生む「4つの要素」

では、ゲームが人を夢中にさせる理由を考えてみましょう

 

① 明確なゴール

「ラスボスを倒す」「レア装備を集める」など、目指す地点が一目で分かる

曖昧さがないから、エネルギーが一点に集まります

② 絶妙な難易度

易しすぎれば退屈、難しすぎれば挫折

「あと少しで届く」クエスト(課題)が挑戦意欲と成長を引き出します

③ 即時フィードバック

攻撃すればダメージ数値、倒せば経験値が即手に入ります

行動→結果の時差が小さいほど手応えが続き、次の一手が明確になります

④ 成長の可視化

レベル、スキル、装備の強化など、昨日の自分との差分が見える

前進の実感が粘り強さを生みます

これらは「自分の意思で選び、自分のペースで進められる」主体性と結びついた瞬間に最大化します。

強制されたタスク(仕事)は、どんな名作でも「作業」に変わります

 

数字は敵ではなく「冒険のコンパス」

数字が苦痛に感じるのは、「評価・叱責・プレッシャー」と結びついているからです。

本来、数字は中立の情報です。

HPが20%なら「回復せよ」というサインであり、経験値は「あと何戦でレベルアップか」を示す目安。

経営でも

  • 売上・粗利・固定費=現在地を映すステータス画面
  • 広告費対効果=有効な装備の評価
  • 商談件数・受注率・顧客の声=行動と結果を結ぶ戦闘ログ

数字は責める道具ではなく、次の一手を決める羅針盤です。認識が変われば、数字は頼れる相棒になります。

 

経営に実装する「ゲームデザイン思考」

1 ビジョン=ラスボス、目標=クエスト

大きな理念を日々の行動に落とすため

年間目標=中ボス、月次目標=エリア攻略、週次目標=デイリークエストと分解しましょう

例:「今月1,000万円」→「新規市場の砦攻略(新規10社獲得)」へ「物語化」

各クエストに達成基準と報酬(インセンティブ/称賛/経験値)を必ずセットにしましょう

 

2 小さな勝利の連続(経験値デザイン)

週1で「今週の獲得経験値(できたこと・学び・感謝)」共有し

ポイント化することにより可視化し、月間MVPを表彰

日報は「冒険日誌」として、成果/学び/明日の作戦を短く記録

成長の言語化・可視化がやる気を持続させます

 

3 裁量と選択の余白

「このクエストは君に任せた。攻略法は自由に。」

目的地は共有しつつ、プロセスの裁量を渡すと仕事は「自分ごと化」に変化します

その上で、丸投げはせず、定期的な声かけと支援をセットで行っていきましょう

 

明日から始める3アクション

① A4一枚の「見える化シート」

活動量(提案・面談・フォロー)、見込み案件、今月の売上・粗利・固定費を一枚に集約

毎朝5分見るだけで、数字が「頼れる地図」になります

② 「あと1回」ルール

気が乗らない日ほど、電話・メール・提案をあと1件やってみる

最小の勝ちが次の行動を呼び、流れを生みます

③ 短期報酬の設定

クエスト3つ達成でお気に入りコーヒー、週目標達成で金曜は定時退社など

即時報酬×スモールステップが継続性を高めます

 

おわりに  最高のプレイヤーであり続ける

仕事はもちろん遊びではありませんが、設計し直せば、何より刺激的な「ゲーム」になります。

数字を武器に変える仕組みを整え、数字で示された目標を「義務」から「攻略したくなるクエスト」へ

何より、あなた自身が面白がるプレイヤーであること。

仲間の熱は必ずチームに伝播します。

さあ、今日のクエストは何にしますか?

まずは「あと少しで手が届く目標」から、あなたの冒険を始めましょう。

 

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