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有限会社佐藤保険事務所

2026.03.19ブログ

「最近の若い人は…」と言う前に 管理会計とペップトークでエンゲージメントを高める

忙しいあなたへ:1分で読める要約

【結論】日本人のエンゲージメントが低いのは、個人の資質ではなく

「成長を実感しにくい職場環境」が大きく影響しているのではないでしょうか。

解決の鍵は2つ。

管理会計で「仕事の成果を数字で可視化(お金のブロックパズル)」し、

ペップトークで「欠点ではなく既にある強みを承認(ランドルト環の視点)」すること。

数字で安心を、言葉で勇気を与えることで、人は自律的に学び、動き出します。


「最近の若い人は、すぐ辞める」

「自分から学ぼうとしない」

「受け身の人が増えた」

経営者やリーダーの集まりで、そんな声を耳にすることがあります。

たしかに、データを見ればその悩みは裏付けられているようです。

パーソル総合研究所の調査(2022年)によると、

日本は世界18か国の中で「働く幸福感」「会社への帰属意識」「自己投資の意欲」が軒並み最下位。

大人の半数以上が「社外では何も学んでいない」という、衝撃的な現実があります。

でも、私はそこで「日本人はやる気がない」と切り捨てたくはありません。

むしろ、「人が前を向きにくい環境」をどう変えていくか。

そこにこそ、私たちが向き合うべき希望があると感じています。

もっと詳しいデータに関心がある方は

エンゲージメント最下位・学習5割放棄——日本の職場に足りないのは「意欲」ではなく「設計」だ – (有)佐藤保険事務所


1. 「もっと頑張れ」では、人は動かない

職場で元気がない部下を前にすると、つい言いたくなる言葉があります。

「もっと主体的に」「もっと成長意欲を持って」

どれも正しい言葉です。でも、「正しい言葉」や「数字」

どちらか一方だけでは、人は動きません。

人が本当に動くのは、「意味が見えたとき」です。

この仕事が、会社の利益にどう繋がり、自分の給与や未来にどう直結しているのか。

そこが見えないままでは、仕事はただの「作業」になり、エンゲージメントは下がる一方です。

だからこそ、最初の一歩は人を追い込むことではなく、

「仕事の意味を数字で可視化すること」だと思うのです。


2. 【数字の処方箋】管理会計で「成長の物差し」を作る

人は「暗闇の中」では全力で走れません。

経営者が決算書をそのまま見せても、社員にはピンときません。

そこで、私は「管理会計」の考え方に基づいた「お金のブロックパズル」という道具を使います。

費用を「固定費」と「変動費」に分け、シンプルな構造で示すのです。

「あと10%売上が上がれば、これだけの利益が出て、みんなの研修費や賞与に充てられる」

「B/S(貸借対照表)の現預金がこれだけあるから、今の挑戦は失敗しても大丈夫だ」

こうして数字を「共通言語」にすると、仕事はやらされる作業から、

みんなで挑む「みんなで挑む共通ミッション」に変わります。

数字で「安心」を見せるからこそ、人は外へ学びに出る勇気が持てるのです。


3. 【言葉の処方箋】「ランドルト環」の視点を変える

数字で土台を整えたら、次は「言葉」です。

視力検査の「C(ランドルト環)」を思い出してください。

私たちはつい、欠けている部分(ミスや欠点)ばかりを探してしまいます

しかし、本当に人を育てるのは、9割の「黒く塗られた、既にある部分」に光を当てることです。

ひたすら「褒めろ」と言っているわけではありません。

「今日の報告、前より5分早かったね。おかげで次の判断が早くできたよ。あの工夫、すごく助かった」

何が、どう良かったのか。具体的な「行動」を評価し伝える。

「見てもらえている」という実感が、自分の成長に気づかせ、さらなる学びへの欲求を引き出します。


4. 57歳の私が「時代の最先端」に挑む理由

偉そうなことを言っている私自身、現在57歳です。

今、私はAIという時代の最先端を習得しようと、全力で「挑戦者」をやっています。

正直、新しいことを覚えるのは大変です。

でも、なぜやるのか。

それは、リーダー自身が楽しそうに学び、挑戦する背中を見せることが、何よりのメッセージになると確信しているからです。

「あんな風に、いくつになっても変われるんだ」

その背中こそが、社員の「学ぶ理由」になるのだと思います。


まとめ:変えるべきは「人」ではなく「環境」

日本は「働く幸せ」も「学ぶ意欲」も低い。

それは、裏を返せば「環境さえ整えれば、伸びしろしかない」ということです。

  • 数字で「意味」と「安心」を見せる。

  • 言葉で「承認」と「期待」を伝える。

この両輪が回り始めたとき、職場は「不満はあるが動かない場所」から、「挑戦したくなるステージ」へと変わります。

日本の課題は深いかもしれません。でも、変えられないわけではありません。

一歩踏み出す経営者の皆さんの伴走者として、私はこれからも「数字」と「言葉」を磨き続けます。

一緒に、ワクワクする未来を創っていきましょう!


【著者】

日本唯一のペップトーカー財務コンサルタント

佐藤保険事務所 代表 佐藤 和也

【資格・所属】

  • 日本キャッシュフローコーチ協会認定 キャッシュフローコーチ

  • 日本ペップトーク普及協会 認定講師

【専門領域】

キャッシュフローコーチング / チームビルディング / 問活(質問)実践者

数字(財務)と、言葉(ペップトーク)の両面から、中小企業の「本領発揮」を支える


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